その気位の高さゆえに、なかなか女優デビューを果たせなかった元TBSアナの宇垣美里。とかく先輩女優の田中みな実と比較されがちだが、今後は本格的な女優を視野に活動するとか。ドラマの収録現場では、かつての「死ねばいいのに!」という口癖も封印し、捲土重来を期しているというのだ!
フリーになって2年余り、元TBSアナの宇垣美里(30)が満を持して新境地に挑んでいるのが、ドラマ「彼女はキレイだった」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜21時~)での本格女優デビューだ。本作はSexy Zoneの中島健人(27)と女優の小芝風花(24)がW主演の作品。舞台は、2人が勤める世界的ファッション誌「ザ・モスト」の日本版編集部で、宇垣は若手編集者の須田絵里花役を演じている。役どころは勝ち気な性格で、玉の輿を狙う肉食女子。美容やメイクが専門のビューティー班で、仕事ができる編集者だとか。テレビ誌編集者によれば、
「今回の女優デビューに際しては、宇垣さんのキャラクターを相当に意識したようで、脚色もそのような設定になっています。『宇垣美里のコスメ愛』(小学館)を出版するほどの美容オタク。大学入学後に、百貨店の化粧品コーナーでメイクをしてもらい、顔が変わることに感動。その後、お絵描きのような楽しさにハマッたそうです。スキンケアも毎日11工程を20分以上かけて行う、かなりのこだわりよう。日頃から美容担当の編集者と仕事をすることも多いので、須田絵里花役はぴったりな役どころでしょう。勝ち気な性格も本人そのものです。主演の小芝と宇垣が同じ事務所ということもあって、ドラマ出演が決まった経緯もあるだけに、このドラマ挑戦で、本格的に女優へのシフトも視野に入れているようです」
今後、登場回数も増え、主演の小芝相手に勝ち気なシーンも控えているそうだ。制作会社関係者が、現場での宇垣のヤル気満々ぶりをこう明かす。
「自身の出演シーン以外も積極的に立ち会ったりして、ドラマ現場の雰囲気に慣れようと必死です。中でも同じファッション班の編集者役を演じている片瀬那奈(39)を頼りにしているそうで、演技プランなどを相談している。TBSを辞めて、現在の事務所にフリー転身する際にも女優を目指していると公言していたそうで、ついにその念願がかなったと鼻息も荒い」
周囲のスタッフは、宇垣の勉強熱心ぶりに目を細めているというが、その一方で、主演の中島をはじめとするジャニーズ事務所所属のタレントとの「接触」に危機感が強まっているという。この制作会社関係者が声を潜める。
「実は宇垣には『前科』があって、局アナ時代の16年にジャニーズのタレントで『Hey!Say!JUMP』のメンバーである伊野尾慧(31)との熱愛が発覚したことがある。今度のドラマ現場でも中島や弟分にあたる『HiHi Jets』の高橋優斗(21)とも、あまり近づけないように配慮しているそうです。過去の話なので、ジャニーズ側は気にも留めていないようですが、宇垣側は、あらぬ噂が立ってはいけないと、かなり気を遣っているようです。今は先輩で女優転身に成功した田中みな実(34)同様、男よりも女優を優先にしているみたいです」
ジャニーズとの接触NGを自らに課すほど、ドラマへの意気込みが大きいということか。