明石家さんまが7月31日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。東京五輪の開会式出演者について触れた。
東京五輪についてトークした際、さんまは親交のあるMISIAが国歌斉唱を務めたことに言及し、「(事前に)オレに言ってくれなかったからね、知り合いなのに。そうしたら向こうも、さんまさんだけには絶対言わないことにしたって、社長と2人でコメントしてるみたい」 とグチった。
さらに「こないだバッタリ劇団ひとりに会うたんですよ」と言い、「お前、うらやましいわ~言うて。なんでお前に決まったんや?と。数あるコメディアンの中で。どういうツテでお前あれ選ばれたんやと(聞いたが)『すみません、これはちょっと。絶対言えない』。いや言うてくれと。まだオレ、閉会式に間に合うから、お前の知り合いのスタッフがおったらオレを推薦してくれるツテがあるやろと」とこぼした。
さんまのグチと憶測はまだまだ続く。「なだぎ(武)も出とったやろ?ラーメンズの付き合いなのかなとも思うたけど、違うんやろな。(小林賢太郎氏が)お笑い芸人でしたからね。いろいろ騒動があって演出を降りた形になったんで、あいつの推薦かと思って、オレずっとラーメンズに連絡しようと思ってるんです」と話したうえで、「あいつら事務所どこやった? 人力舎? 違うか。調べといて。一応連絡してみるわ。『閉会式(スケジュールが)空いてるで~』って」と話し、笑いを誘った。
ちなみに「女性自身」による「オリンピックを伝えるのが下手なのは誰?」というアンケートで、日テレの五輪中継に出演しているさんまはなんと1位。不評の理由としては「バラエティ色が強いので画面越しに見ると違和感がある」「どうしても笑いに行きがちで肝心なところを聞き出せていない」との意見が寄せられたという。
スポーツ好きで知られるさんまだが、五輪関連のテレビ番組の反応からすると、五輪そのものにキャスティングされるような形でかかわるのは難しいかもしれない。
(鈴木十朗)