関ジャニ∞・大倉忠義がファンによる迷惑行為にブチ切れた一件を受けて、明石家さんまが、11月10日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS放送)で、ファンの迷惑行為についてぶっちゃけた。大倉は追っかけの度を超した「待ち伏せ」やレストランで隣の席に座るなどの「まとわりつき」、プレゼント攻勢など、目に余る無作法に音をあげていることをブログで訴えていた。
「さんまは大倉に大いに同情しながらも、自分が21~2歳の頃は普通のことだったと明かしていました。当時は事務所の社員が少なかったこともあり、マネージャーもつけてもらえず、1人で現場から現場へ移動していたそうです。そのため、殺到するファンを規制するのも自分の役目で、ファンが居合わせた人に迷惑をかけたらきっちり謝罪までしていたとか。『(ファンの)服引っ張って、倒したことも何回もある』そうで、たとえ超売れっ子になってマネジャーがついても、芸人任せがモットーの事務所だけに、暴走するファンの誘導は自己責任で対応するしかなかったようです」(芸能ライター)
さんまは日曜夕方6時半に出現する「サザエさん」というファンを紹介。
「レギュラー14本を抱える超過密スケジュールをこなしていた時代、唯一のオフは日曜の夜だった。スケジュールを調べあげたファンが自宅で休むさんまのもとにやってくる。ドアをドンドン叩いて、『サザエさん、見ようよ、見ようよ』と誘ってくる。さんまはドアの鍵もチェーンもしっかりかけ、近所迷惑な非常識ファンに毎週応対したそうだ」(前出・芸能ライター)
今では神対応といわれるファンあしらいのうまさを誇るまでになったさんま。その原点は、若い頃の身を削る苦労にあったようだ。
(塩勢知央)