東京五輪女子ソフトボールの後藤希友投手の金メダルに噛みついた、河村たかし名古屋市長への批判が収まらない。
河村氏は8月4日、名古屋市役所を訪れた後藤投手の活躍をたたえたが、その際、首にかけてもらった金メダルにかぶりついたことで一斉に猛批判を浴びることに。競泳五輪2大会連続2冠の北島康介氏はツイッターで「そもそもなんで表敬訪問しなきゃいけないのか。僕はメダル噛んだことありません」とバッサリ。柔道60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿も「動画見たけど、『カンッ』て歯が当たる音なってるし。自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに。俺だったら泣く」とツイートするなど、複数のアスリートからダメ出しが続出。後藤選手が所属するトヨタ自動車までもが「不適切かつあるまじき行為」とコメントを出す事態となった。
「批判にさらされた河村氏は、お詫びとともに『最大の愛情表現だった』と釈明したことが報じられましたが、これがまさに火に油状態を招きました。当然、ネット上では《気持ち悪い》《恐怖でしかない》《噛みつくのもそうだけど、愛情表現とかもズレ過ぎ》といった辛辣な声のオンパレードで、今も炎上は広がり続けています。そうした中、これに乗じて名古屋市民をも悪く言うような心無い声まで出始め、地元民からは河村氏を《名古屋の恥》とする呆れ返った指摘も出て総スカンの空気まで流れ始めているようです。河村氏は4月に5選を果たしたばかりで、11年の再選から数えて4期目。世間的には絶大な支持を集めているという印象があるだけに、選んだ多くの地元民は“勘弁してくれ!”の心境でしょう」(ネットライター)
河村氏は、しばらくよけいな弁明をしないほうがいいかもしれない。