名古屋市の河村たかし市長がかじった金メダルが、新たなものに交換されることになった。河村氏は8月4日、東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友投手から表敬訪問を受けた際、首にかけてもらった金メダルをかじり批判が殺到、「メダルを交換してあげて」という声が各方面から上がっていた。
「後藤投手は当初、表彰式で選手同士が首にかけあった金メダルに思い入れがあり、交換することを望んでいなかったようです。しかし、最終的には後藤投手も交換を了承したようです。費用は、IOCが負担するそうです」(週刊誌ライター)
金メダル交換のニュースに、立憲民主党代表代行の蓮舫氏などは、〈ただただ気持ち悪いに尽きます。変えてもらえて本当によかったです〉とツイートしていたが、メダル交換で一件落着とはいかないようだ。何しろ、河村氏へのネット上の批判はいまだ鎮火には程遠い状況だ。
「名古屋市民からは新たに『しゃちほこも交換して!』という声も上がっているようです。というのも、今年4月から7月にかけ行われていた名古屋城の金のしゃちほこの特別展覧の開会式で、河村市長は地上に降ろされたしゃちほこに近づくと、おもむろにマスクを外して顔の部分にガブリと噛みつくようなパフォーマンスを見せたのです。巨大なしゃちほこですから、さすがに噛みつけはしませんでしたが、唇は触れていたようにも見えますね」(ネットライター)
名古屋市は11日、市民から河村氏への苦情が殺到している事態を受け、8月15日に市内で開催予定の東京パラリンピックの聖火イベントへの河村氏の出席の見送りを発表。河村氏は「自分の意思ではない。世界中の不自由な人を祝福する意味でも、パラ行事には出席しないといけないと思う」とコメントしているが、
「河村市長のコメントには、自分が聖火イベントに出席できないことへの不満がありあり。しゃちほこ交換という要望まで飛び出すのも仕方がないところでしょう」(前出・ネットライター)
河村氏“キス”されていたかもしれないしゃちほこ。もし交換されることになれば、費用は今度は河村氏持ちか!?
(石見剣)