選ばれし者のみがスポットライトを浴びることを許される芸能界。実績十分の大物から個性派まで、トップ女優たちがスクランブル交差点のようにカメラ前を行き交えば、衝突事故が起きるのも当然か。テレビでは決してオンエアできない犬猿コンビのエグすぎるバチバチ副反応をアサ芸がこっそり公開する!
のっけから民放ドラマのプロデューサーが打ち明ける。
「ドラマはキャスティングこそがすべて。出演俳優のチームワークが発揮されれば8割成功と言っても過言ではない。反対に、出演者同士で揉め事が起きれば現場は大混乱してしまうばかりか、最悪ドタキャンという事態に発展する危険性もある。同時期にドラマ収録が重なる時には、慎重を期してスタジオを別に割り振ることもある。特に私生活の異性交遊は共演NGに直結するので、常に目を光らせています」
不倫・離婚などのスキャンダルはもちろん、熱愛・結婚といった“寿報道”でも相関関係が崩れることがあるため、常時チェックしておく必要があるという。
公開中の映画「茜色に焼かれる」(フィルムランド)のピンサロ嬢役で11年ぶりにバストトップを披露し、新たな代表作と評価を上げているのが尾野真千子(39)だ。
しかし、私生活では同世代の真木よう子(38)がまるで天敵関係にある。13年公開の「そして父になる」(ギャガ)、同年放送の「最高の離婚」(フジテレビ系)で共演したが、このところ冷戦状態なのだという。
芸能デスクが内情を説明する。
「確かに以前は『真千子』『よう子』と下の名で呼び合うほどの親密な間柄だったのですが、ここ数年は2人の交流はまったくありません。それどころか、お互い共演NGに指定しているほどです」
どうやらその原因となっているのがオトコ問題なのだ。
「真木がかねてから尾野について『あの人は男を見る目がない』と周囲に話していたのが、本人の耳にも届いてしまったんです。尾野は15年に芸能事務所関係者と結婚しましたが、真木はこの夫と面識があったようで『あの2人は絶対に別れる』と周囲に吹聴していたんです。結果的に、真木の予告通りに2年で破局してしまった」(芸能デスク)
両者の因縁について、芸能評論家の織田祐二氏が後を引き取る。
「2人が共演した『外事警察』劇場版(東映・12年公開)では、『現場ではケンカばっかりしてました』(真木)、『関西のオッサンみたいな感じ』(尾野)など、明け透けに語っていたのが逆に清々しい感じだったのですが‥‥。マイペースの真木とせっかちな尾野では、もともとウマが合わなかったのかもしれません」
今年5月、尾野は一般男性と再婚していたことが明らかになった。
「一部では不倫からの略奪婚ではないか、との疑惑が噴出している。尾野としては二度目の夫婦生活はどうしても成功させたいでしょうから、私生活までアレコレと口を出す真木とは今後も距離を置くことになるでしょう」(芸能デスク)
次の共演作は「最高の再婚」となるか!?