現在、活動拠点を米国に移しているお笑いタレントの渡辺直美が8月21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。その内容に称賛が集まっている。
この日、渡辺は「ニューヨークに住んでいる中で、みんなに伝えたい話がある」と切り出し、ニューヨークでタクシーに乗車した折のエピソードを伝えた。渡辺よると、ドライバーの90%が日本語を耳にして「耳馴染みがよくて、すごく気持ちいい。優しい言葉だね」言われるそうだ。
この言葉と同じように言われるのが「『日本がすごく好きだよ。みんな優しいし良い人たちばっかりだよ』って。その時に、私たちのご先祖様とか、日本からニューヨークに行った人たちが築いてきた信頼みたいものを、すごく感じたわけ。だから、私も先輩たちがやってきたことと一緒で、人に親切にして、下の世代の人たちのためにも『あの時日本人に助けてもらったんだよね』って言ってもらえるように、日本人として誇りを持ちたい」と、視聴者に語りかけた。
この発信に対しSNS上では「なんて素敵なお話」「みんながそんな気持ちなら、差別なんて無くなるのにね」「日本人であることを誇りに思うとともに、何とか次世代にも繋いでいけるようにと思います」など、渡辺のメッセージに感心することしきりだ。
「これは、海外でその国と接した日本人なら、多くの人が体験していると思います。特に日本語は音域も狭く、とても穏やかな音に聞こえるのだそうです。渡辺さんは、褒められたことに満足せず、その評価を継続できるようにしたい、という気の持ちようが素晴らしいと思います」(旅行会社関係者)
コロナが収まり、海外旅行へ行けるようになった際は、渡辺のメッセージを思い出したいものだ。