吉本新喜劇の座長・お笑いタレントの小籔千豊がMCを務めるスポーツバラエティ番組「こやぶるSPORTS超」(関西テレビ)の、YouTubeチャンネル〈【こやぶるSPORTS超】チャンネル カンテレ公式〉に、元柔道家・プロレスラーの小川直也氏が出演。小川氏と言えば、プロレス転身後の1999年1月4日、東京ドームで行われた、橋本真也氏(故人)との試合も思い出深い。小川氏が、橋本氏の頭部をプロレス的でない「パンチで殴る」など、不穏な雰囲気を場内に漂わせ、試合はノーコンテストとなったのだ。
その試合を振り返り、プロレス界を盛り上げるためのアントニオ猪木氏の指示だったことを小川氏が明かしたところ、「小籔も猪木イズムの継承者?」といった指摘が飛び出す意外な展開となった。その中身とは…?
同チャンネルの8月26日付け投稿回でのことだが、プロレスラーとして活動経験もあるお笑いタレント・ハチミツ二郎も共演し、「猪木さんがよく言う、『プロレスの興行で盛り上がってもそれは環状線の中』だって。『プロレスファン以外にもニュースを飛ばせ!』って」と発言。
これを受けて小籔は、「新喜劇の座長になった時にね、吉本の社員によう言ってたんですよ。『新喜劇のファンだけを喜ばせようとしているやろ?新喜劇を観る気もない人に、あれ、なんや?…と思わせないと意味ないねんぞ』って」
ハチミツ二郎の「猪木イズム入ってる!」に、「バリバリ猪木イズムですね!」と小川氏も続き、白い歯を見せつつも苦笑いするといった一幕もあった。
「猪木イコール小籔」とは…意外な展開だが、猪木氏のプロレス界への想い、小籔の新喜劇への想いが伝わってくる、興味深い回であった。
(ユーチューブライター・所ひで)