ホリプロを支える、三姉妹のこの1年は実に騒がしいものだった。末っ子・石原さとみが結婚したかと思えば、長女・深田恭子は活動休止、さらには次女・綾瀬はるかがコロナ感染で入院と、まさに激動である。
8月31日にホリプロが、綾瀬がコロナ感染して入院したことをHPで伝えると、一部ネット上では、
「上級国民だから入院できたのだ!」
などと、綾瀬に対し批判が集中する事態となった。何たる言いがかりか。くしくも同じコロナ事案といえば、今年2月に石原が、ドラマのクランクイン前に感染していた事実の隠蔽疑惑でイメージダウンにつながる騒動に見舞われたばかりだ。
今回は3人娘の1年の浮き沈みを見ていくが、常に国民的女優として君臨する綾瀬にとってハードラックだった事態は、コロナ入院の一件だけだろう。芸能評論家の織田祐二氏はこうエールを送る。
「今回のコロナ公表の遅れで世間がやかましいですが、当然のように本人の責任ではないのでゆっくり静養していただきたい。今年は芸歴21年目にして、グラビア20年目の年です。当時のイメージDVDは、今でもアマゾン『アイドルDVDランキング』で100位以内をキープしています。先だっては、コロナ感染の話題と並行してベスト20に入った。旬の現役グラドルにとって、いまだ脅威の存在なんです。グラビア・レジェンドの風格でしょう」
確かに、なんと18年前に発売された意味深タイトルのイメージDVD「…揺れる17歳」(h.m.p)がバカ売れしているのだ。ここは、ぜひとも、20周年という節目に新作DVD発売でコロナ騒動を払拭してほしいものだ。
9月14日発売の「週刊アサヒ芸能」9月23日号では、三人娘のパワーバランスを浮き沈みの表として掲載し、内情をレポートしている。