お笑いコンビ「ナイツ」の塙信之のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙の自由時間〉に、お笑いトリオ「東京03」の飯塚悟志が出演。「東京03」は、飯塚をリーダーに、角田晃広、豊本明長らとともに2003年結成。2009年の「キングオブコント」で優勝を果たした実力派コント師だ。しかし、そんな飯塚でも、怖くて仕方がなかったネタ番組が過去にあったことを明かした。
9月11日付け〈【東京03飯塚】ふざけんなよ!と思ったネタ番組とは…?【ナイツ塙】〉と題して公開された投稿回を観ると、それは、1999年から2010年までNHK総合テレビで放送されたお笑い番組「爆笑オンエアバトル」。
「オンバト」の略称で視聴者に親しまれた同番組だが、「史上最もシビアなお笑い番組」とのキャッチコピーの通り、出場した10組のうち、客席の審査により上位5組のみが放送されるといった芸人泣かせの内容だった。
当時の飯塚は「東京03」結成前で、豊本とコンビ「アルファルファ」を組んでいた。「アンジャッシュが(先に)行って、ネタで定評があったから、絶対大丈夫だと思ったら、落ちて帰ってきたのよ。だからめちゃくちゃ怖かったよ」と、事務所の先輩・アンジャッシュ落選に衝撃を受けたことを告白。
「僕らも3勝7敗でしたし…結局10回挑戦して」と、塙も回顧し、ナイツですら5割を切る勝率だったことを振り返ったのだった。
ちなみに、「オンバト」で最もオンエアされたのは「ホーム・チーム」の25回。「東京03」は20回で、事務所の後輩「アンタッチャブル」などとともに7位にランクされているのだが、「アルファルファ」時代には初出場から無傷の8連勝を遂げており、合わせれば飯塚、豊本が最もオンエアされていたのではないのだろうか。怖かったネタ番組で“1番”を記録するとは…コント師・飯塚の実力がうかがえる見応えのある投稿回だった。
(ユーチューブライター・所ひで)