元スペイン代表のプロサッカー選手、アンドレス・イニエスタ・ルハンといええば、南アフリカ共和国で開催された2010年の「FIFAワールドカップ」の主要メンバーであり、オランダとの決勝戦では決勝ゴールを挙げ、スペインの初優勝にも貢献。プレースタイルは創造性豊かなパスに指示が集まり、プレーの流れを読む能力にも優れている。現在はJリーグ・ヴィッセル神戸に所属している。
そんな彼の名前が意外な流れで飛び出したのは、ナイツ・塙信之のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙の自由時間〉。スピードワゴンの小沢一敬が出演し、お笑いの世界で言うところの「ボケ」を有効に活かす「フリ」についてトークを展開した時のことだ。「フリ」を「パス」、「ボケ」を「シュート」に見立て、サッカーを例にしたところ、イニエスタの名前が塙の口から挙がったのだ。
3月25日付けの〈さんまさんのフリは分かりづらい!?【ナイツ塙】〉と題した投稿回だが、動画では塙が、過去の記憶をこうたぐり寄せていた。
「“家族で歌合戦”みたいな、(明石家)さんまさんの番組に出た時に、(塙の)お父さんの横に自分がいて…。さんまさんが自分に『お前がお父さんやろ』と…。『いやボクお父さんじゃないですよ』」…とこんなやり取りが延々続いたそうだ。
不可解に思った塙が収録後に訊ねると「あそこお前、“コウモン見えても”やろ」と、さんまの返答。実はこれ、「こう見えても」を「コウモン見えても」と言い間違える塙の持ちネタを知っていたさんまのフリだったのだが、まさか自身の持ちネタを知っているとは思わなかった塙は、“イニエスタばりの異次元パス”と例え、「オレ、決めれなかったですね…」と笑いを誘い振り返ったのだった。
ナイツと言えば、“フッてオトす”を連打するような芸風だが、そんなナイツの塙でさえ予想だにできなかった“異次元パス”は、さすがサッカー通のさんまらしい!?
(ユーチューブライター・所ひで)