ルパンのヒットで、13年のパチンコ販売台数ランキングベスト3に約29万台で平和がランクイン!
2位は三洋(SANYO)の約42万台。沖海シリーズと「聖闘士星矢」の販売で2位をキープしました。
2年連続で1位に輝いたのは、去年「AKB48」で海帝国を撃破した京楽の約48万台。今年は「必殺仕事人」「冬のソナタ」「クロユリ団地」「仮面ライダーV3」と、コンスタントにヒット台を販売して堂々の1位です。
その京楽から12月16日に登場した「CRぱちんこコードギアス反逆のルルーシュ」(大当たり確率198.6分の1)は、ライトミドルでST74回の甘さ。はたして、慶次が失ったミドルSTのファンをつなぎ止めてくれるでしょうか?
潜伏確変が35%(電サポなし)と10%の電サポ70回ありの潜伏STがあるところが不安材料ですが、「銭形平次」がそうだったように、京楽のライトミドルの甘さはMAX並みの出玉が期待できます。
来年も「AKB48」の第2弾や、まだまだ手駒の豊富さで京楽が業界を引っ張りそうです。そこへ迫るのは「牙狼」のSanseiR&Dやルパンで猛追する平和。しかし、パチンコファンの目は年明けの1月上旬に登場するサミーの「ぱちんこCR北斗の拳5百裂」(確変突入率はヘソ=50.5%、電チュー100%/ST128回転)に向かうでしょう。大当たり確率229.1分の1で、75%の連チャン率が来年のパチンコをヒートアップさせそうです。
この百裂は、今年「北斗の拳5覇者」で、2400発の出玉を削らせない革命を起こしたゼロアタッカーを搭載。STタイプで、しかもゼロアタッカーカスタムVは、ストレスゼロで出玉(最大約1560個)を得られます。初代「牙狼」のV入賞抽選とのコラボで、その快感は今までの北斗になかった「牙狼」や「ガンダム」や「AKB48」のV入賞のスピード感と爽快感を約束してくれます。
どうして「北斗」と「蒼天の拳」だけゼロアタッカーがOKで、他メーカーは玉こぼれが当たり前の旧態依然としたアタッカーなのか不思議ですが、ゼロアタッカーが全てのメーカーでOKになるとパチンコ人口の減少に歯止めがかかるのではないでしょうか。
そして、慶次と百裂のスペックでの大きな違いは、時短システムにあります。慶次は確変突入率が100%なので、時短はありませんが、百裂には百裂図柄停止後に77回転の「百裂ゾーン」がついています。引き戻し率は約28%。連チャン率75%のST128回の「乱世モード」と、引き戻し率28%の「百裂ゾーン」のコラボは、まさにスロット4号機時代の北斗の拳の再来と言っても過言ではありません!
年明けに登場する「北斗の拳5百裂」には、期待していいですよ。
◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!
*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。