エンタメ

ドンキホーテ谷村ひとし「メディアからの情報をうまく読み取ろう」

 パチンコ台は1台30万~40万円します。その代金の何台分かを支払ってでも後悔しないほど愛せる台を見つけることで、娯楽としての価値を見つけることができます。つまらない台に時間とお金を費やすのだけは、オススメできません。

 経済的に体力のあるホールで打つことも大事です。むしろムダに新台を買わないホールは、本当に資金繰りに苦しんでいるか、逆に大手を見習って利益率アップを狙い、メーカーの1人勝ちにストップをかけようとしているのかもしれません。新台でしか客を呼べないと思っているホールに未来はなさそうです。

 とはいえ、新台情報をいち早く知ることで、本当にお金を使う価値があるかどうか、知っておくことも大切です。もの珍しさでついつい打ってしまい、後悔しても遅いのです。

 情報といっても、例えばテレビCMでロビンマスクが出るのを見たら“そろそろパチンコでキン肉マンが出そうだぞ”と考えるだけでも、心の準備ができるはずです。AKB48の大島優子さんが卒業宣言をすれば“パチンコのAKB48の第2弾が出るんだな”と思うクセをつけるだけで、新装も冷静に立ち回れますよ。

 ホールの状況ですが、1月は「ルパン」の増台がメインとなり、「CR北斗の拳5百裂」が思ったほど迫力のない出玉でガッカリされたことでしょう。しかし、2月は「CR海物語アクア」(315分の1/ST100回)を筆頭にSTタイプがめじろ押しです。

「CR超シャカRUSH」(379分の1/ST108回)、「ぱちんこCR世紀末銀狼伝サガ」(399分の1/ST150回)と、何のタイアップだかわからないアニメも多いのですが、知名度ではスロットでも大ヒットしたバジリスクが登場します。「ぱちんこCRバジリスク」は、399分の1(ST100回)で、MAXSTバトルタイプの「牙狼」や「ガンダム」、「V3」に挑戦です。

 そしてもう1つ、第3弾となる「CR交響詩篇エウレカセブン」(387分の1/ST100回)も登場します。このように、むしろSTタイプじゃない「ルパン」が貴重に感じるほど、STタイプの新台ラッシュなのです。

 粘るお客さんが減った現在、お座り一発STで連チャン→即ヤメするパチンコファンが急増しそうです。つまり、ボクのようなサラリーマンの方と同じ、限られた時間しか打てないパチンコファンには願ってもない2014年の到来です。

 ズルズル粘らせるような「ルパン」並みのにぎやかさ、まるで潜伏確変があるかのような怪しい引き戻しで、ヤメ時がないような爆発を期待したいですね。

 あからさまに単発のようなSTスルーの多い台は、これだけライバルが多いと生き残るのは難しくなりそうですし、その前にホールに買ってもらえないでしょうね。

「ルパン」のように、増台が繰り返されるヒット台になるのは、はたしてどのSTマシンでしょうか?

 自分の財布でテストせず、ボクが皆さんの代わりに“毒見”をしますので、このコーナーのチェックを怠りなく!

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」