人形メーカーの久月が年末恒例の「変わり羽子板」を発表した。これは今年1年を振り返って話題となった人物を題材にした羽子板のこと。スポーツ分野から5人選ばれ2点の羽子板に、国際分野から5人で3点、芸能分野から2人で1点、政治経済分野から1人で1点と合計7点・13人を題材とした羽子板が選ばれた。
例えば、スポーツ分野は東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手と星野仙一監督、国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄氏と松井秀喜氏、大鵬という具合。芸能部門からは「あまちゃん」の能年玲奈(20)、「半沢直樹」の堺雅人が選ばれた。
一方、ひな人形に今年の世相を映す恒例の「変わり雛」も真多呂人形から発表された。こちらも取り上げられたのは、「あまちゃん」能年、「半沢直樹」堺による「人気テレビドラマ雛」だった。
「スポーツ新聞はもとより、テレビ雑誌から一般週刊誌まで取り上げ方が半端じゃなかったですからね。最後には新語・流行語大賞までかっさらって。もし、この2本がなければ、今年のテレビ界はどうなってたんだろうと思うとゾッとしますよ」(テレビ誌記者)
とりわけ「あまちゃん」は名前がついただけでDVDはバカ売れ、サントラ盤は売れ、ロケ地や、番組が終了後に開いたアメ横のカフェですら大賑わいを見せた。「東京ドラマアウォード2013」では、勢いに乗って能年が主演女優賞はじめ7冠をもぎ取った。
「そこで心配なのが能年の今後です。収録終了後はあまロスに陥り、出演作を日がな一日見続けていたという。ようやく決まった次回作の映画『ホットロード』は11月クランクイン、12月クランクアップなのに、さっぱり話が漏れてこない。能年のブログを見ると、なんだかとても暇そうで、仕事をしてる気配が感じられない。映画では金髪のヤンキー役だから、髪の毛が激変するはずなのに、カツラ対応なのか変化なし。ファンはやきもきしてますよ」(映画ライター)
大晦日は紅白歌合戦にあまちゃんファミリーと一緒に出演する。久々にあまちゃんに扮するわけだが、そのあと、あまロスがピークになり、燃え尽き症候群になってしまうのでは、と心配されるのだ。