フリーアナウンサーで女優の田中みな実と俳優・伊藤健太郎が、雑誌「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ「2020年 今年の顔」に選出されたことが11月3日、発表された。
田中は1st写真集「Sincerely yours…」の大ヒットや、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)での演技が話題を集めたことが評価を受けた。
一方の伊藤は、映画「のぼる小寺さん」や「今日から俺は!!劇場版」、「弱虫ペダル」など出演作が相次いで公開されたことや、アマゾンプライムビデオで配信された「東京ラブストーリー」で、まるでトレンディ俳優のようなハマリ演技を見せたことが評価されたようだ。
しかし伊藤といえば、10月29日に道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕されたことが大きな話題になったばかり。あまりのタイミングの悪さに、ネット上では「ひき逃げさえしていなければ授賞式にも出席できてただろうね。つくづく残念な人だ」「別の意味で“今年の顔”になったな。さすがに直前で変更はできなかったのかな」「伊藤の今年の顔に吹いた。 でも確かに間違ってないから他の人と変更する必要はないよな」などといった声が出ている。
「関係者の話によれば、発表の直前に伊藤が逮捕されたことで、別の人選も検討されたと言います。しかし時間的に余裕がないことや、逮捕されたとはいえ伊藤が『超売れっ子』だったことに変わりはなく、最終的にそのまま発表することになったようですね。本来であれば、発表会では田中とのペアショットが披露されるはずでしたが、さすがに30日に釈放されているとはいえ、伊藤は授賞式には参加できなかったようです。お相手の田中もかなり困惑していたといいますよ」(芸能記者)
事故を起こしたのは仕方ないとしても、被害者を救助し、きちんと事故処理にあたっていれば、伊藤にとっても平和な年の瀬が迎えられたのは間違いないだろう。「後悔先に立たず」とはまさにこのことだ。
(ケン高田)