11月26日、芸能界デビュー40周年を記念してファンイベント「Thanks 40スペシャル~ファン感謝Day」を行った桜田淳子(55)。桜田といえば、新興宗教・統一教会に入信し、92年には協会が行った合同結婚式で一般男性と結婚したことで大きな話題となった。入籍以降は芸能界の第一線から身を引いたのだが、なぜここに来て芸能界復帰を宣言するかのようなアクションを起こしたのか。
「霊感商法で訴訟までされた統一教会ですが、桜田はサンミュージックの故・相澤秀禎会長にまで200万の壷を売りつけていたのです。その直後に教団の霊感商法が問題になり、相澤会長は桜田に芸能界休止を言い渡しました。その相澤会長も今年5月に亡くなり、ある意味桜田が芸能界に復帰するための障害がなくなった。その事が大きな要因ではないかと憶測を呼んでいます」(女性誌記者談)
となると、桜田は休止を言い渡されてからも、虎視眈々と復帰のチャンスをうかがっていたという事なのか。実際06年にはエッセー本を発売した事もあったが、そこそこ話題になったものの、ブレイクするには至らなかった。
「エッセー本出版で表舞台の復帰を目論んでいたのでしょうが、計算通りにはいかなかった。やはり相澤会長の壁は厚かったのでしょうね」(前出・女性誌記者)
相澤会長亡き今、そんな彼女が行ったファンイベントはまさに芸能界への“復帰宣言”ともとれるだろう。東京・銀座博品館で行われたファンイベントでは、定員数目一杯の380人のファンで埋め尽くされ、歌にトーク、握手会と2時間に渡り大盛況。古巣・芸能界へ戻る第一歩としては、順調な滑り出しとなった。だが、一方でこんな声も。
「まずは統一教会の霊感商法で被害にあった人への謝罪が先だろう、という非難の声もあります。実際彼女が広告塔となったがために、教団を信用してしまった人も多くいるわけですし、何よりも相澤会長が亡くなって一年もたっていないのに復帰することに、眉をひそめる関係者も多くいます。この業界うまくやっていくためには、義理を欠いてはいけませんからね」(事務所関係者)
念願かなって復帰を果たした桜田淳子だが、ここはひとつ記者会見でも開いて弁解する場を設けた方が賢明のようだが…。