かつて安打製造機とも称された元巨人の篠塚和典氏が、「巨人三本柱」として活躍した槙原寛己氏のYouTubeチャンネル「ミスターパーフェクト槙原」に出演(10月7日付)。苦手のコースについて言及したところ、史上初3度の三冠王に輝いた落合博満氏と酷似していることが分かった。
投稿動画を観ると、槙原氏は篠塚氏の攻略法について、コースを突いた球は左右巧みに打ち返すも、“真ん中”の球は引っ張っていいのか流していいのか躊躇するため、「真ん中に投げておけばいい」とし、これが当時、まことしやかに投手陣の間で噂されていたのだという。
すると、「そうなんですよ、真ん中って練習しないんですよ」と肯定する篠塚氏。槙原氏が驚き半分に「やっぱり本当の話なんだ」といったやり取りを見せたのだった。
一方、広島、巨人で活躍した左腕・川口和久氏が、YouTubeチャンネル「こちら野球放送席」の昨年7月19日投稿回に出演した際、川口氏を苦手にしていたとされる落合氏との会話をこう回顧している。
「お前はホント打てなかったなあ」との落合氏に、「落合さん、結構難しい球をよく打ちますよね」と川口氏。これに落合氏は「ピッチャーがコーナーに投げることがわかっていれば、それは打ち返すことができる。甘いボールほど打つことが難しいんだ」とし、つまりは川口氏を“ノーコン”と称し笑いを誘ったのだとか。
篠塚氏、落合氏に共通する苦手コースは、“真ん中”や“甘い球”だったとは…。やはり野球は難しく、奥が深い。
(ユーチューブライター・所ひで)