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新庄剛志、06年「3人揃ってゴールデングラブ賞」の“異次元”守備極意とは

 昨年12月7日の、プロ野球12球団合同トライアウトに挑んだことでも話題を集めた元プロ野球選手の新庄剛志氏。残念ながらどの球団からも声が掛からなかったが、48歳での挑戦は、世の中年層に希望を与えた。

 その新庄氏、現役時代には敬遠球をサヨナラヒットするなど、派手なパフォーマンスが注目を集めたが、外野手部門としてベストナイン3回、ゴールデングラブ賞は10回も受賞しており、阪神在籍時のゴールデングラブ受賞の7回は、球団歴代最多を記録(2020年度発表時点)、堅実な守備の人でもあった。

 巨人で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に、その新庄氏が出演(10月2日付投稿回)。守備の極意について語ったところ、それは槙原氏に「深いね!」と言わせる異次元のものだった。

 その動画によると、守備面で「捕る、投げる、どっちが大事?」との槙原氏の質問に、新庄氏は、「捕る、投げるは、1年目の時点でボクにとってはどうでも良かった…できるんで」と答え、守りを固めるために、ファールボールをいかに捕らせるかなど、センターに立つ自身の指示で、どうレフトとライトを動かすかに思考を巡らせていたそうだ。「それがボクのファインプレーだったんですよ」とも語る新庄氏だった。

 さらに、「オレの指示に従ってみな、ゴールデングラブ賞獲れるから」と、今夏の東京五輪で監督として野球日本代表を金メダルに導いた稲葉篤紀氏や、森本稀哲氏に、日本ハム在籍当時にはたらきかけ、06年には新庄氏含め、3人そろって受賞した経緯も振り返ったのだった。

 トライアウトでは、やっぱり、どこか異次元の守備極意を秘める新庄氏を獲得してほしかった…そんなふうにも思わせる、さすがの新庄氏の語り口であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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