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新庄剛志「伝説の敬遠球サヨナラ打」、野村監督「勝手にせえ!」“快諾”の真相

 阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズなどで活躍、「宇宙人」とも称された元プロ野球選手の新庄剛志氏。

 このほど、今シーズン限りで退任する栗山英樹監督の後を受け、北海道日本ハムファイターズの新監督に就任することが、正式発表されたが、その新庄氏が、巨人で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に出演したのは去る10月9日投稿回。

 このペアショットで思い出されるのは、1999年6月12日に、甲子園球場で開催された「阪神─巨人」戦において、同点の延長12回1アウト、一、三塁の場面。新庄氏が槙原氏の敬遠球を打ち、三遊間を破るサヨナラ打を放ち、球場内は嵐が巻き起こったかのように騒然となったものだ。このサヨナラ打は、新庄氏の勢いに任せた思い付きだったのだろうか…?9日の投稿回でその「真相」が明かされていた。

 この試合から遡ること3日前の対広島カープ戦でも敬遠を受けた新庄氏。これを打てないものかと、翌日にはキャッチャーを立たせて、敬遠球を打つ練習をしたのだとか。

 その結果、対巨人戦では、思惑通りヒットを生みだしたわけだが、問題は指揮官の心中だろう。

 コーチが「新庄が打ちたいと言ってますが」と、当時の野村克也監督(故人)におそるおそる訊ねたところ、「勝手にせえ!」と意に反して快い返答だった。実は、新庄氏が後から聞いた話によると、新庄氏が敬遠球を打つ練習をする姿を、囲みの取材を受けていた野村監督は偶然目にしていた。それを思い出しての“快諾”だったようだ。

 これがきっかけで、「宇宙人」とコーチ陣から呼ばれるようになったと振り返った新庄氏。それを聞く槙原氏のコミカルにして苦々しい表情もおもしろく、野球ファン必見の投稿回となったのではないだろうか…。

(ユーチューブライター・所ひで)

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