テレビ東京の人気旅シリーズ「街道歩き旅」が10月30日放送の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)でついに復活を果たした。
同シリーズは甲州街道や中山道など有名な街道を踏破する旅。5人前後のタレントが駅伝方式で6日間で100km近くを歩き通す。厳しい旅が多いテレ東旅番組の中でもトップクラスの過酷さを誇っていた。だが、復活した今回は以前とは比べものにならないほど簡単になったと評判だ。
今回もゴールまで約100kmの長い道のり。歩きだけなら非常に困難だが、なんと今回からバスを利用することができるようになった。
「道中の宿場町でミッションをクリアしてゲットしたお金の範囲内でバスに乗れるという規制はありましたが、バスに乗れるというだけで旅はかなり楽になります。しかも特別ルールで1回だけタクシーを利用できるようになりました」(テレビ誌ライター)
これまでなら100kmを6日間かけて踏破していたが、今回はわずかに1泊2日。それだけバスに乗ったという証拠で、いかに楽になったかがよくわかる。
「旅に挑んだアンタッチャブルの山崎弘也は道中でつらそうな表情を見せていましたが、後半はほとんどバスに乗っていたのでかなり楽だったはず。これで街道歩き旅と言われても、視聴者は納得がいかないでしょうね。『これでは街道バス旅だ』という意見も出ています。ただ、新型コロナウイルスの影響が残る中、やむなく1泊2日にしたのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
だとすれば、本来のルールで街道歩き旅が復活するのはいつの日か。コロナ禍から脱する日が待ち遠しい。