北海道日本ハムファイターズの新監督に就任した新庄剛志氏が、自身のYouTubeチャンネル〈新庄劇場〉に、現役時代、日本ハムでチームメイトだった元プロ野球選手の森本稀哲氏を招いて投稿。馴染みの顔を前に気を許したか、新庄監督が来年のオープン戦での驚愕のプランを口にした(11月10日付け投稿回)。
それによると、新庄監督自身、得点圏にランナーがいる場合と、そうでない場合ではバッターボックスでの気合の入り方に雲泥の差があったことから、キャンプでは、守備位置に選手がつき、ランナーを置いた状態で実戦と同じように打撃練習を行うとした。また、「オープン戦、全部、1打席目セーフティバント…」との仰天発言も。
しかしこれには理由があって、真剣に投げてくる投手相手に決めなければならないセーフティバントは、練習で強化できないことからの発想のようだ。
さらには、ランナーがいない状態でもヒットエンドランのサインを出して試合さながらに練習させるとも口にした新庄監督。
一瞬、ポカンとした表情の森本氏だったが、新庄監督の「怒られると思うけどね、相手チームからは…。でも、こっちの練習…勝ち負け関係ないから…」と、唇のあたりに手を当て、動画のスタッフの表情も探っているようなしぐさをしつつ遠慮がちに説明。森本氏が笑いを誘われる一幕も見せた。
オープン戦のあり方からして常識を覆す展開の期待感を漂わせた今投稿回。オープン戦は新庄監督にとっても、ペナントレースで臆せず思い切ったサインを出せるような「練習の場」になるのだろうか?
(ユーチューブライター・所ひで)