日本ハムの新庄剛志監督(49)に思わぬ逆風が吹き始めた。震源地は、当初新庄シンパと見られていた「番長」清原和博氏からの痛烈な一撃だった!
さらには複数のプロ野球選手OBたちが「アンチ包囲網」に呼応するように、動き出していると詳報しているのが、11月30日発売の「週刊アサヒ芸能」である─。
「(新庄の)監督就任会見を見た瞬間、イラっとしました。もうちょっと(服装を)ちゃんとしてくると思ったんですよ。プロ野球の監督になったら、ある程度ちゃんとしないと…。プロ野球100年の歴史があるわけですよ。(元巨人の)川上(哲治)監督から始まってね。絶対プロ野球のOBたちは口に出さへんと思いますけど、みんな嫌な気分になってるのは間違いないと思います。僕らの年代までの選手までは。若い世代はわからないですよ」
自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」でそうコメントした清原。このニュースはあっという間に駆け巡り、炎上騒動にまで発展しているのだ。
だが、清原発言が引き金となり、プロ野球界ではタブーだった「アンチ新庄」の存在が俄然、クローズアップされているのだ。
いち早く、新庄批判を展開していたのが、元大洋の高木豊氏だ。自身のYouTubeチャンネルで昨年、新庄がプロ復帰を目指して、12球団合同のトライアウトに挑戦することがわかった新庄に対して、
「新たな試みでいいかもしれないけど、50歳って初老だよね。(中略)応援はしたいけど、本当に真剣にやるのかな?」
と疑問を呈すると、新庄は自身のインスタグラムで〈僕の事に対して何言っても構わない 俺と一緒に挑戦し初めてくれてる人達の気持ちを冷ますような発言だけは悲しくなるのでして欲しくないです〉(原文ママ)
と珍しく反論。大御所に対して、苦言を述べたのだった。
実は、新庄のド派手パフォーマンスには高木氏だけではなく、苦言を述べていたり、内心穏やかでない大物OBも少なくないという。そんな“アンチ新庄包囲網”とも言うべき全容を、11月30日発売の「週刊アサヒ芸能」12月9日号では詳しくレポートしている。