日本ハムの新庄剛新監督による経済効果が早くも表れているようだ。
新庄監督は秋季キャンプ視察1日目(11月8日)の午前にイタリアンカジュアルウエアブランド「SY32 by SWEET YEARS」の赤パーカとスウェットを着用。日刊スポーツが報じたところによれば、「朝から電話が続き、ホームページもすごいアクセス数」とブランド担当者が話していたという。
この時履いていたシューズが大阪のブランド「Lill one STAR」の特注品。13日放送の「せやねん!」(MBS)によると、新庄監督が履いていることがわかった直後、ブランドの売上が10倍に。新庄監督と同じシューズは来年1足5~6万円で限定販売を予定しているそうだ。
「視察2日目(9日)に着用していたのは、アンダーアーマー社の白を基調とした『UAハイブリッド ニットジャケット』と同じメーカーのズボン。スポニチによれば、この姿が報じられたあと、やはり購入者が激増。わずか1日で、発売を開始した9月1日から約2カ月間の累計販売数に並び、その後も順調に売り上げを伸ばしているといいます」(野球ライター)
また、視察3日目(10日)に着用していたのはクリスチャンローランドの黒いTシャツ。前出 「せやねん!」によると、10日~11日の同ブランドの売上は5倍になったという。
関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督就任による経済効果は、全国で約59億6434万円、北海道では約53億6791万円と推測されるそうだが、ファッションではすでに効果が出ているようだ。
(鈴木十朗)