「暴れまっせ!」就任会見での言葉にウソはなかった。赤、黒、青、日替わりド派手なジャージ姿でキャンプ視察を行った日ハム・BIGBOSSこと新庄剛志新監督。スポーツニュースばかりかワイドショーまでを賑わせたビックリ指導法を球界OBはどう見る?
スポーツ紙デスクが新庄劇場をこう予言する。
「記者会見では『優勝を目指さない』とぶっ飛び発言をしていましたが、目下チームは3年連続Bクラス。逆に言えば上がり目しかないともいえる。しかも、球団は23年の新球場移転前でもの入りな時期だけに観客動員で日銭を稼ぎたいのが本音です。そのため順位にはこだわらず、ラストイヤーの札幌ドームで新庄監督の奇抜なサプライズを後押しする構えです」
かくして、秋季キャンプでは、ワゴン車に乗っての送球練習指示、ブルペンではホームベースより1メートル前に座らせるショートピッチング、守備位置入れ替えでのシートノックと独自のトレーニングで異彩を放った。
さらには、今季2軍でホームラン王になった清宮幸太郎に対し、「太りすぎ」と減量指令。日替わり新庄語録が飛び出し、CSそっちのけでメディアは大盛り上がりとなった。
このBIGBOSS流トレーニングについて、かつて敬遠球をサヨナラ打された因縁の大投手、阪神時代の同僚ノーヒットノーラン投手と、御存じ球界のご意見番がその「オモロさ」をズバリ判定する。その詳細は11月16日発売の「週刊アサヒ芸能」11月25日号でドカンとお届けする。