にわかに、プロ野球界で巻き起こっている「新庄フィーバー」。隠し事なしの陽性キャラが持ち味だけに、過去の「整形」までもカミングアウト。独特のビジュアル戦略で選手を鼓舞し、チームの意識改革に成功したというのだ。11月22日発売の「週刊アサヒ芸能」では、監督就任からわずか2週間で、チームを完全掌握した「新庄流指導術」の真骨頂に迫っている。
10月29日に、日本ハムが、新庄剛志(49)の「新監督就任」を発表してから、わずか2週間余り。11月14日には日本最大のポータルサイト「ヤフーニュース」のスポーツ記事の人気ベスト5を「新庄絡み」がすべて独占した。スポーツ紙記者によれば、
「1位が『新庄がバリー・ボンズに臨時コーチ就任を打診』というもの。2位は『ダルビッシュ有に日ハム復帰を要請していた』という内容。即座に断られたそうですが(笑)。3位にはNHKの『サンデースポーツ』に出演した際に、ソフトバンクの砂川リチャードの名前を挙げて、『欲しいなと思ってた瞬間に1軍に上がって、(本塁打)7、8本打ってたので、あーこれはもう出してくれないな』と語った記事も注目を集めた。とにかく、一挙手一投足にプロ野球ファンがチェックしているといっても過言じゃないフィーバーぶりですね」
その巧みな新庄の話題作りを語る上で欠かせないのが整形に関する「自虐トーク」だ。
「中でも監督就任会見で記者たちの度肝を抜いたのが、新庄の整形カミングアウトでした。来シーズンの抱負を聞かれた新庄は『これからは顔を変えずに、チームを変えていきたい』と語り、会見場を爆笑させました。しかもその舌の根も乾かぬうちの、11月12日には《今、リフトアップの為 糸入れてきたよん 右4本、左5本ずつ》とツイッターに投稿。タブー視されている整形の話題すらスポーツ紙受けする見出しに変える計算された策士ぶりは、舌を巻きますね」(前出・スポーツ紙記者)
はたして、新庄が整形すらネタにする「整形ビジュアル革新論」とは何なのか。 11月22日発売の「週刊アサヒ芸能」12月2日号では、監督就任から瞬く間に、チームを掌握したその驚愕すべき手腕に迫っている。