「M-1グランプリ2021」の決勝進出者が12月2日に発表された。決勝に進出したのはインディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、 錦鯉、もも、ランジャタイの9組。彼らに敗者復活戦の勝者1組を加えた10組が、19日に行われる決勝のステージに立つ。
M-1をキッカケにブレイクしたコンビは多いが、それは優勝者に限ったことではない。
「南海キャンディーズは2004年準優勝、オードリーは08年準優勝、08年3位がナイツ、 メイプル超合金は15年7位、和牛は16年準優勝、ぺこぱは19年3位という結果でした」 (芸能ライター)
漫才に限らず、芸能界ではオーディションで優勝はしなかったものの、その後、大ブレイクを果たしたというケースも多い。例えばオスカープロモーションの「全日本国民的美少女コンテスト」では、米倉涼子は第6回(1992年)で審査員特別賞、上戸彩は第7回(97年)で審査員特別賞。「ホリプロスカウトキ ャラバン」でも、鈴木保奈美が第9回(84年)で審査員特別賞、綾瀬はるかは第25回(2000 年)で審査員特別賞だった。
「男性では『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で伊藤英明が第6回(93 年)準グランプリ、三浦翔平は第20回(07年)フォトジェニック賞と理想の恋人賞、菅田将暉(08年)が第21回ファイナリストです。『東宝シンデレラオーディション』では、斉藤由貴は第1回(84年)ファイナリスト(ただし同年第3回ミスマガジンではグランプリ)、『東宝シンデレラ─』では、浜辺美波も第7回(11年)ニュージェネレーション賞です」(前出・芸能ライター)
優勝を逃しても、その後の頑張りでトップクラスに上り詰める人はたくさんいるようだ。
(鈴木十朗)