目黒駅からほど近いビルの1階にある、カウンターだけの洒落たビストロ「R」。1月13日の夜、ひときわ目を引くスレンダーな妙齢美女が一人で入ってきた。何かのモデルかと思う整った顔立ちとプロポーション、そして清楚な色気がその場の空気を変える。
それから数分後、恰幅のいい中年男が登場すると、親しげに美女の隣に座る。ワイドショーなどでのファッションチェックで女性に人気のあるファッションデザイナー、ドン小西氏だった。目撃した週刊誌記者が語る。
「これはもしや、特別な女性との密会では‥‥と、偶然その場に居合わせたので何気なく観察していると、女性はまず紙袋から白いセーターらしきものと真っ赤な帽子を取り出し、小西氏に手渡した。プレゼントかと思ったら、小西氏はそれを手にとってチラッと眺めると軽くうなずき、すぐに女性に返していました」
気に入らなかったのか?それとも女性はアパレル業界の関係者で、新商品か何かを小西氏に見せることになっていたのかも。
「手を握り合ったり体を過剰に寄せ合ったりすることもなく、淡々と会話を進めていました。赤ワインを飲みつつ、運ばれてきた料理は取り分けることなく、それぞれが注文した皿を自分の前に置き、ナイフを入れる。一人で一皿、何ともクールな光景でした」(前出・芸能記者)
ところでこの日の小西氏のファッションだが、白っぽく太い縁のメガネと帽子はテレビでよく見るそれと同じで、ややくすんだ水色のタートルネックセーターに茶色のチェック柄ジャケットだったという。これが今の中年最先端なのか。普段、街角でチェックされている女性たちなら何と評するのか(笑)。