12月19日に行われた「M-1グランプリ2021」で優勝した錦鯉。オズワルドに次ぐ2位タイで最終決戦に駒を進め、5票を獲得しチャンピオンに。
吉本以外のコンビとしては、2007年のサンドウィッチマン以来、14年ぶりの優勝を果たした錦鯉。ボケの長谷川雅紀は史上初の「50代のM-1王者」となった。
優勝決定後、「あきらめないでやってきて良かった」と涙ながらに語る長谷川の姿に、審査員のナイツ・塙宣之も貰い泣き。お茶の間にも感動が広がった。
そんな錦鯉についてお笑い関係者は「2022年は活動の幅が大きく広がりますよ」と断言する。こう続ける。
「ツッコミの渡辺隆は仕切りのうまさから『ポスト・オードリー若林』と呼ばれるほど。今後は錦鯉がバラエティでMCに起用される機会も増えそうです」
長谷川には意外なオファーもありそうだとか。
「坊主頭で顔が濃くインパクト絶大の長谷川には、このところ『俳優オファー』も寄せられている。役者としても飛躍の年になるかもしれません」(前出・お笑い関係者)
一方、超売れっ子になっても変わらない一面も。
「長谷川は虫歯と金欠により『奥歯が8本ない』ことで知られていて、M-1でも審査員のサンドウィッチマン・富澤たけしから『賞金で歯を入れてください』と言われていた。ただ長谷川本人は『歯を入れると運が逃げるのでは』と思っているようで、大ブレイクしても、なかなか歯を入れられないんです」(前出・お笑い関係者)
一層の飛躍に期待したい。
(山倉卓)