スポーツ

西武は田淵幸一が欲しかった!?真弓明信、阪神移籍の内幕と心境を動画で初耳告白

 元プロ野球選手の真弓明信氏と言えば、阪神タイガース唯一の日本一に輝いた1985年のレギュラーメンバーだったこともあり、「阪神の生え抜きだったのでは?」と思う方も少なくないのではないか。しかし、実際には、1972年に、ドラフト3位で太平洋クラブライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)に入団している。

 77年に116試合に出場。翌78年には初の規定打席に到達し、初の3ケタ安打も放ちオールスターゲームに出場すると、遊撃手としてベストナインにも選ばれた。当時25歳だった真弓氏に、まさにこれからライオンズを背負って立つニューリーダーの到来を予感するファンも多かったことだろう。

 ところが、そのシーズンオフに真弓氏の阪神移籍が報じられた…。その内幕について、元プロ野球選手・田尾安志氏のYouTubeチャンネル〈田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube〉の、1月27日投稿回に出演した真弓氏が明かした。

 真弓氏によると、ライオンズは79年から西武ライオンズに改名し、本拠地を福岡県から埼玉県所沢市に移すタイミングであった。

 誰もが知るスター選手が欲しいとのライオンズの思惑から、75年に本塁打王を獲得し、実績もともなう阪神の人気選手・田淵幸一氏を獲得するための交換トレードだったという。

 真弓氏がトレードを知ったのは、10月の終わりか11月の初め頃の秋季練習中だった。真弓氏は、球団から聞く前に、取材で訪れていたテレビ局のスタッフから「お前、トレードらしいよ…」と知らされたそうで、「冗談言ってるのかなあ…」と、寝耳に水だったことを苦笑を交えて振り返っている。

 阪神時代には優勝の機会に恵まれなかった田淵氏も、西武では82年、83年に2年連続で日本一を味わっている。真弓氏は地元が福岡県ということもあり、埼玉よりは近い大阪を拠点にすることができるので「大阪のほうがいいかな、近いし…」といった楽観的なコメントも残していることを踏まえれば、今で言う「win-win」なトレードではなかったかと思われるが、読者諸兄はいかが思われるだろうか?

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」