2022年に入り、がぜん、マルチな活躍が目覚ましい。バラエティー番組に本格進出したかと思えば、女優としても意欲作に挑む。メディアへの登場が増えたと聞けば、こと彼女の場合はゴージャスボディのさらなる解禁なのかとついつい勘ぐってしまうが──。多才なハーフ美女の魅力に迫ろう。
「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の1月20日放送から、人気コーナー「ゴチになります!23」の新メンバーに池田エライザ(25)が起用された。
バラエティー番組にレギュラー出演を果たすこと自体、驚きだが、2月3日放送回の「ゴチ」では恒例となった制服姿を披露。えんじ色のブレザー&ミニスカ姿のキュートさで、お茶の間を悩殺してみせた。
並行して、女優業も順調である。3月に放送されるスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」(テレビ朝日系)には、広瀬すず演じる津田梅子の留学仲間として、ドレス姿で色香を振りまくことが明らかになっている。
現在公開中の映画「真夜中乙女戦争」(KADOKAWA、22年)でも、ヒロインとして出演中。永瀬廉扮する大学生の主人公が秘かに恋心を抱く、冷酷で凛々しく聡明な先輩を演じている。映画評論家の秋本鉄次氏が絶賛する。
「18年に公開された『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(東宝)で90年代のJK文化であるコギャルを演じ、ルーズソックスを履いてワーキャーとやっている姿が面白い女優だなと思っていました。少し冷めた部分もあれば性格がきつい部分もあったりと、まだ20歳過ぎで現役に近かったこともあり、ハマッていた。そんなエライザさんも大学の先輩を演じる年齢になりました。後輩にモーションをかけるところなど、年下が惹かれるような大人の色気を醸し出している。肩を露出させた格好で肉感的なボディが目につき、男が拒否できないムードを漂わせているんです。少女っぽさがなくなってきた上、目力もあってキリッと艶めかしい。清純派ではないS女王の素質がありますね」
同作でエライザは、劇中挿入歌となっているジャズの名曲「Misty」の歌唱も担当。そもそもモデル、女優、タレントのみならず、21年8月に「ELAIZA」名義のデビュー曲「Close to you」で音楽活動を本格スタートさせているほどだ。
また、20年には自身が原案、監督を務める映画「夏、至るころ」(キネマ旬報DD、映画24区)が公開されるなど、以前から幅広い分野でマルチな才能を発揮していることでも知られてきた。
「彼女は表現者として、何かひとつにこだわっているわけではないようです。ただ、ルックスばかりが注目されるため『もっと内面や感性を理解してもらいたい』といった趣旨のことを口にしている。『ゴチ』で明るく軽妙なやり取りを披露するのも、新たな一面を試してみたいからでしょう」(映画関係者)