スポーツ

古田敦也、イチロー封じた日本シリーズに「7戦やったら負けやわ~」本音のワケ

 元ヤクルトの古田敦也氏のYouTubeチャンネル〈フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】〉の2月11日付け投稿回に、元オリックスの星野伸之氏が出演。1995年の日本シリーズで相まみえている両氏だが、この年、オリックスのイチロー氏はブレイク2年目だった。首位打者、打点王、最高出塁率、最多安打に加え、盗塁王も獲得しており、このイチロー氏に対して、野村克也監督(故人)の教えのもと、古田敦也氏がどう抑えるか、イチロー氏がどう攻略するかにファンの視線が注がれたものだが、結果は、4勝1敗でヤクルトが2年ぶりの日本一。

 一方、イチロー氏のこの日本シリーズでの打率は「.263」、打点2、本塁打1で、封じ込まれる形となった。

 古田氏は、当時の事前ミーティングをこう振り返っている。

「とにかくイチローを打たせちゃダメだって。打たせちゃダメなんだけど、結論から言うと、内野安打だけやめようって。普通のショートゴロ打ってもファーストセーフになるとかさ、こちらのダメージがデカいと…。打ち取ったのに、セーフになって、向こうとしてはムード上がるやんか…」

 フライを打たせるための「インハイ狙いが鍵」だったようで、これが功を奏したが、最終戦の第5戦では、ついにイチロー氏のバットが火を噴き、1回表に1号ソロ。

「5戦で終わってくれ~みたいな感じ。7戦やったら負けだわ~」とも古田氏はスタジオの笑いを誘うように振り返ったのだった。

 この動画が投稿された2月11日は、2020年に亡くなった野村監督の命日。野村監督を懐かしく想起するに相応しい話が、愛弟子の古田氏の動画で明かされた形で、実に見ごたえがあった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」