自ら不貞を告白して小柳ルミ子(69)と別れたのは大澄賢也(56)だ。13歳差の2人は大澄がまだ無名のダンサーだった89年に電撃結婚。夫婦でテレビ番組やステージに出演するなど、おしどり夫婦として知られたが、00年に破局。
「実は大澄さんの母親の顔は、小柳さんに似ているんです。そして不貞していた相手も小柳さんに似ていた。タイプだったんでしょうね。ただし結婚生活では『うちに帰って風呂入って出てきた顔は見たくない』って。小柳から離婚の条件として1億円の慰謝料を払うか、芸能界を引退して無名のバックダンサーに戻るかの選択を迫ったことになっていますが、後から聞いた話では大澄さんが申し出たそうです」(石川氏)
ベテラン芸能記者が補足する。
「1億円の慰謝料は分割払いでしたが、年間1000万円、毎月80万円ほどを捻出したといいます。大澄クラスだと舞台の出演料は1本20~30万円。月20日間で、当時は東京、名古屋、大阪と3カ所を回って、2カ月は稽古でも、4カ月で1200万円近くは稼げます。その生活を10年続けたのは意地でしょうね」
自身の浮気が原因で20年に離婚するも、妻の杏(35)からは慰謝料を請求されず、3人の子供の養育費も1人につき1万円という破格すぎる額を提案したという東出昌大(34)とは雲泥の差である。
女性芸能人もお盛んだ。矢口真里(39)の“間男クローゼット不倫”は、夫の中村昌也(35)のみならず、開いた口が塞がらなかった。
「夫が帰宅したらクローゼットに間男を隠していたなんて前代未聞でした。火遊びかと思われた男とちゃんと交際を続けて、一緒になった。それもまた稀なケースでしたね」(石川氏)
やはり不倫相手と再婚したのが宮崎あおい(36)。11年に高岡蒼佑(40)と離婚した理由として取り沙汰されたのが、岡田准一(41)との不倫関係。
「妻の“混浴不倫”の証拠メールを見つけた高岡が、岡田に土下座させる“直接対決”にまで発展したと言われます。離婚後の宮崎はしばらく岡田と距離を置き、ほとぼりが冷めた15年の春に再会したシナリオで、17年、結婚にこぎつけた」(ベテラン芸能記者)
“公式発表”では、かつての不倫交際が完全にスルーされることとなった。