大手メーカーの調査によれば、この30年間で日本人女性のバストサイズは飛躍的にアップ。5%以下だったDカップの割合は約53%にハネ上がったという。豊満バスト化のビッグウェーブに乗り遅れまいと、育乳サロンに通い詰める芸能美女を徹底調査。ぷるるんと結果にコミットする豊満バストへのメソッドとは──。
〈サイズのあった正しい下着とマッサージでFカップまで成長しました〉
自身のSNSにランジェリー下着に包まれたゆるふわバストをアップして報告したのはファーストサマーウイカ(31)。かつての貧乳キャラからの変貌ぶりに、芸能評論家の織田祐二氏は驚きを隠せない。
「明らかにここ1年間でおムネが肥大化しています。その証拠に、20年にワコールのイメージモデルに抜擢された時のサイズ感はシンデレラバスト。さらにさかのぼれば、アイドルグループ『BiS』の頃からペチャパイぶりは有名で、谷間なんて望めるレベルではなかった。このFカップへの成長は、ホモ・サピエンス始まって以来の奇跡ですよ」
もちろん、写真を修整したのでもなければ、胸パッドによるインチキ増量でもないようだ。ミラクルの理由は、3月2日に配信された女性誌「with」(講談社)のオンライン記事で明かされていた。ムック本編集者が解説する。
「バストケア専門家の神長アイリーン氏との対談で、母乳をつかさどる乳腺が豊富であることが判明しました。乳腺1に対して9の脂肪がつくことから、巨乳のポテンシャルがうかがえますよね。もともとBカップでしたが、店で計測してDカップだったことが判明。『F狙えるかも!?』と発起して、豊乳化に取り組んできたようです」
ところが、凝り固まった首や肩と同様に“おっぱいの種”はカチカチ。そこで実践されたのが、神長氏の「アイリーン式育乳マッサージ」。20年に及ぶエステティシャン経験から生まれた独自のメソッドで、自らのバストを下から2番目のAAAAからEカップに育成した実績もある。その育乳法を覗き見すれば、
「まず、天渓と呼ばれる乳房とワキの間にあるツボをグーにした手でゴリゴリと20~30回さすります。さらにクリームを塗って、天渓から乳頭に向けて流すように圧をかけること20~30回。ウイカさんの場合は、仕上げに恵比寿にある神長氏の経営するバスト専門サロンで施術を受けています。背中やデコルテ周辺の筋膜リリースとマッサージを経て、見事なF乳が完成しました」(ムック本編集者)
このまま継続すれば、G超えの爆乳ホルダーも夢物語ではないだろう。
実に、この「アイリーン式」が芸能美女にもたらした恩恵は偉大であった。
「菜々緒(33)は一番の有名どころ。レースクイーン時代は推定Bカップの控えめバストでしたが、グリグリ刺激の施術を重ねることで推定Eカップにまで成長した。しかも、SNSに水着写真が投稿されるたびにサイズを更新。現在も、リアル峰不二子への進化に向けて爆走中です」(織田氏)
長年の貧乳コンプレックスに悩まされた足立梨花(29)も「アイリーン式」に救われた一人。スポーツ紙芸能デスクによれば、
「かねてから自らの貧乳を“ちっぱい”と揶揄してきましたが、バストサロンに通うことで、BからEに3カップ上昇。ウェブバラエティー番組『私たち結婚しました2』(AbemaTV)でも、ウエディングドレス姿でクッキリ谷間を披露してくれました」
まさに育乳とは、更地から乳の果実を生み出す魔法のようなもの。誰もが平等に巨乳を目指せる、ありがたい時代が到来したのだ。