一介の局アナから女優へと現代のシンデレラストーリーを突き進む田中みな実(35)。4月スタートのテレビ東京系ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」でもヒロインを務めるが、ここにきて財テクに開眼。今後は女優との二足の草鞋で、ガッポリ稼ぐ計画なのだ。その類い稀な錬金術の秘訣を初公開する。
今や日本一稼げる元女子アナと言っても過言ではないだろう。CMに出演すれば年間契約のギャラは推定4000万円。ファースト写真集は60万部を超えたほか、プロデュースした女性用下着も大ヒット。女優転身を果たすや、昨年11月公開の映画「ずっと独身でいるつもり?」(日活)では主演に抜擢され、ドラマからのオファーは絶えない。人気女優への道を着実に歩んでいるが、ここまで大成功を納めても、まだ、将来への不安を隠せないのが本音らしい。テレビ局関係者が証言する。
「TBS入社当時から、田中は『将来のことを考えると、ひとつの仕事だけをやるのは不安なんです』と口癖のように周囲に語っていました。たとえ絶好調でも現在の仕事を『ミズモノ』と割り切って、畑違いの領域にチャレンジし続けているんです。もともと彼女の父親は銀行員をしていたこともあり、金銭感覚は人一倍シビア。局アナから不安定なフリーアナへ転身したことで父親譲りの財テクを学び、莫大な富を生む錬金術のノウハウを身につけたんです」
そのノウハウの一端が明らかになったのが、19年のこと。古巣の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で突如、「投資用マンションが欲しい」と発言。周囲を騒然とさせたのだった。
「事実、投資用マンション発言の直後に、マンションを購入。有言実行で、折からの都心の不動産市況も相まって、しっかりと収益を上げている。さらにプライベートで親しいテレビ朝日・弘中綾香アナ(31)には『マンション投資の極意』を伝授していて、すでに弘中アナが買った都内のマンションも価格が高騰しています」(テレビ局関係者)
投資用マンションの成否を決するのは、一にも二にも物件選び。いったい弘中アナに教えた極意とはどのようなものだったのか。
「田中自身は直接物件選びに関わっておらず、基本的なスタンスは『プロに聞け』なんです。つまり、不動産に強いキーマンと親しくなることで、まだ市場に出ていない『超“得”物件』をいち早く教えてもらうというのが、古典的かつ最強の戦術なのです」(テレビ局関係者)
実際、「サンジャポ」での「投資用マンション発言」以降、田中の元には、知人づてに複数のブレーンが集まったというから、その手腕、恐るべしである。