若手日本一の漫才師を決める大会「M-1グランプリ」。昨年、4年連続で同じ顔ぶれが審査員席に並ぶ中、オール巨人と上沼恵美子が卒業を表明しており、誰が代わって2022年大会の審査員席に座るのかと、早くも話題となっている。
そんな「M-1」の審査員を4年連続で務めている、ナイツの塙宣之が、兄の「はなわ」とともに、インパルスの堤下敦のYouTubeチャンネル〈堤下食堂〉の3月19日付け投稿回に出演。前述の上沼にまつわる、「M-1」の意外な舞台裏を明かした。
まず、何かとネット上で叩かれることも多い「M-1」審査員を受諾した理由を堤下が訊ねると、塙はこう答えた。
「そんなに深い意味は無いですよ。人の人生かかってるとかあると思うんですけど、ボクは審査されたほうなので、(出場する芸人の)気持ちもわかるというか。『M-1』の最終決戦で1票も入らなかったことがあったし。(中略)いろいろ審査されてきて苦渋の思いをしているから、やってもいいかなと…」
ナイツは、「M-1」の決勝に3度コマを進め、最高位は2008年の3位。一部ベテランは除き、冨澤たけし(サンドウィッチマン)、中川礼二(中川家)といった「M-1」の頂点を経験せずに、審査員席に座る稀有な存在である。
その塙は「トイレに行くのがしんどい」と本番中にCMでトイレ休憩に立てるのが1、2度だと吐露。さらに、
「上沼さんがトイレに行った時に戻ってないこと結構あるんです。生放送だと、カメラマンさん、上沼さんを抜かないようにしてるんで…みなさん、そこ気づいてないんですけど」
と、さすがにネタ中ではないことをつけ加えたうえで、笑撃の舞台裏を明かしたのだった。
次なる審査員の人選は、トイレから早く戻れることが条件!?
(ユーチューブライター・所ひで)