では、「新・バスト揺れ女王」の太鳳はどうか。その真骨頂はやはり、世界的な出世作となった「今際の国のアリス」の作品中にあった。問題のシーンはエピソード4の中盤に突如現れる。
──数々のゲームで次々と参加者が殺害される中、謎の主から限られた残り時間を告げられた面々は、トンネル内のゲーム会場に停められていたバスから飛び出し、最終ゴールがわからない目的地に向かってひたすら疾走を強いられるのだ。
グレーのカーディガンを脱いだ太鳳は、緑色のタンクトップで臨戦態勢。むっちりとしたボディは鍛え上げられ、フィギュアスケート選手のようなアスリート然とした雰囲気を彷彿させる。そして、勢いをつけてトンネル内を駆け抜けるフォームは、まるで役柄そのままウサギのごとく、ピョンピョンと躍動感あふれる走りを見せる。すると、発達した大胸筋から、こんもりと盛り上がるバストが左右に大揺れ。しかも下乳部分がかなり激しく揺れ動き、そのカップの大きさに思わず前のめりで見入ってしまうほど。画面は60秒ほど経過すると、汗でタンプトップがしっとりと濡れ、疾走する姿をスローモーションで捉える。アップになるといわゆる軟乳とは違う芯を感じるコリコリバスト。これこそが太鳳の真骨頂と言えるだろう。
この疾走シーンは時間にして、およそ90秒。綾瀬の不動の地位を確立した「プリンセストヨトミ」とほぼ同じ秒数だ。だが、乳揺れの回数は、遥かにしのぐ「92回」。他にもタンクトップでのアクションシーン満載の作品で、濡れ場にも果敢に挑戦。シーズン2の発表動画では、赤のタンクトップでコメント。前作以上の露出が期待できるだけに、まさに「新女王」にふさわしい快進撃ぶりと言えそうだ。
映像作家も、これにはいささか興奮気味で、
「以前から『女優の乳揺れ』はキラーコンテンツになると言われていた。キッカケは、96年に発売された『デッド・オア・アライブ』という格闘ゲーム。ここに登場する女性キャラクターの巨乳がとにかくブルブル揺れるのが先駆的な作品だった。その後、『トゥーム・レイダー』や『バイオハザード』などゲーム作品が映像化されると、主人公はスレンダーなのにボディは爆乳というのがお約束に。日本では、残念ながらそこまでメリハリのあるボディの女優はいなかったが、そこに突如現れたのが綾瀬さん。さらに上を行くアクションも演じることができる太鳳さんは、完成型と言えるのでは」
そうした「バスト揺れ女王」戦線に、捨て身で殴り込みをかけてきたのが、橋本環奈(23)だ。
「今夏公開の映画『バイオレンスアクション』で、専門学校生ながらバイト先で殺し屋をしている、というピカレスクな役柄に挑戦。以前に『ルパンの娘』でも準主役でアクションしていましたが、今回は本人曰く『過去イチ動き回った』と発言。彼女も推定Eカップ乳で、若手女優の中でもロケット乳ぶりではかなりの注目株。衣装も肩出しにショートパンツと、露出度もこれまでで最高だと言われているだけに、期待が持てますね」(映画ライター)
若手人気女優たちが群雄割拠する「乳揺れ女王」の座。新女王・太鳳の座を脅かす存在は果たして現れるか。