女優の松嶋菜々子が4月、京都市京セラ美術館で開催された「シジエム サンス パル カルティエ」の内覧会に参加。カルティエのジュエリーを身につけレッドカーペットに登場し、その艶っぽさが話題となった。
松嶋は、西陣織のグレーのドレスにカルティエ最新作のネックレスとイヤリング、リングを着用。「京都の伝統的な西陣織でドレスをつくっていただきました。和と洋の組み合わせがとても気に入っています」と笑みを浮かべていた。
また4月に入り、新たに始めてみたいことを聞かれ、「和文化に触れる習い事をしようかなと思っています。以前、書道をちょっとやっていたんですけど、また何か陶芸とか金継ぎとか始めてみようかなと思います」と話した松嶋。“金継ぎ”といえば、これと同日に都内で行われた口臭ケア商品の新CM発表会に出席した俳優の成田凌も、環境にやさしい行動を問われ、「割れちゃった食器をとっておいて、金継ぎを家でできるセットがあるので、それをやっている」と語っていた。
金継ぎは、割れたり欠けたりヒビが入った器を漆で修理し、その傷の表面を金や銀で装飾する日本の伝統技術。最近はコロナの影響で、おうち時間の増加とSDGsへの関心の高まりにより、金継ぎがちょっとしたブームになっているようだ。
「芸能人ではロンブー田村淳が、18年から金継ぎを趣味にしています。今年2月にオンラインで行われた文化庁×吉本興業シンポジウム『「ココにもカルチャー」きっと体験したくなる!あなたの知らない日本文化』では、金継ぎによって『手が漆で荒れている』と話していましたね」(芸能ライター)
これからさらに金継ぎを趣味にする芸能人が増えてきそうな雰囲気。世間でもさらに流行しそうな気配だ。
(鈴木十朗)