4月11日から、NHK朝ドラ「ちむどんどん」がスタートした。同ドラマは初回、舞台となる71年のシーンに黒島結菜演じるヒロインが登場した後、64年にさかのぼり、幼少期時代が描かれた。
「本作は沖縄本島北部を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロインとその家族を描いた物語です。第1週目では、子役演じる主人公の小学生時代が描かれたのですが、一部視聴者の間で体育授業のシーンが話題に。同場面では、女生徒の体操着の下が丈の短い“密着型”のものではなく、ぶかぶかの短パンのような衣装だったことで、ネットでは『昔の時代なのに、なぜ短パン型なの?』『決して見たいわけではないが、リアリティを出すためにあの密着したやつを穿くべき!』といった苦情が相次ぐこととなったのです」(テレビ誌記者)
だが、ドラマの舞台となっている60年代前半は、面積の多い布で下半身を包む“ちょうちん型”が定番だったと言われており、今回の衣装も時代に沿ったデザインだった可能性がある。そのため今後、成長したヒロインが、“密着型”を着用する可能性もあるという。
「ドラマの放送前に流れた『ちむどんどん』の事前番組では、黒島演じるヒロインの高校生時代がいち早く紹介されていました。そのシーンは、ヒロインが男子と徒競走で対決し、それを周囲の生徒たちが体操着姿で応援しているというもの。そこでの女生徒たちは、昔ながらの紺色の“密着型”を着用していたため、今後同様の衣装が登場するのは間違いなさそうです。その際、主人公の黒島だけは制服姿だったのですが、もし体育の授業が描かれるようなことがあれば、彼女も“密着型”を穿いた姿を披露するかもしれません」(前出・テレビ誌記者)
貴重な衣装を目に焼き付けたいと願う視聴者は多いのかもしれない。