4月25日のNHK朝ドラ「ちむどんどん」から、黒島結菜演じるヒロインの高校生編がスタートした。この放送後、ネット上がお祭り騒ぎになっているという。
「70年代の沖縄が舞台となっている新編では冒頭、黒島演じる主人公が、陸上部の男子と徒競走で対決し、勝利するという展開が描かれました。その際、校庭にいた女生徒たちの体操着の下が、丈の短い紺色の密着型だったことで、ネット掲示板やSNSでは、『まさか地上波で密着型が見られるとは…。朝から“ちむどんどん”したわ』『やはり紺色の王道は素晴らしい!』『もうこれだけで名作認定』と、大きな反響を呼んでいるんです」(テレビ誌記者)
朝ドラの体操着問題といえば、18年放送「半分、青い。」では、舞台が80年代にもかかわらず、体育の授業で出演者がハーフズボンを履いていたため、「時代考証がおかしい」とネットが炎上する事態となった。
そんな経緯もあり、今回の密着型衣装の登場は、視聴者に衝撃を与えたようだ。
その一方、黒島演じる主人公には、ある疑問の声が上がったという。テレビ誌記者が続ける。
「今回、周囲の女生徒が密着型を履いていた中で、黒島は制服姿で徒競走シーンを演じていました。すると、視聴者からは『なぜ黒島ちゃんだけ密着型の衣装じゃないの?』という疑問が相次ぐこととなったのです。一応ドラマでは『部活に入っていない主人公』という設定がありましたが、それ以外にも、黒島は『事務所の方針で水着NG』と言われているため、密着型体操着の着用も難しかったのかもしれません」
一方で黒島は、昨年公開の映画「明け方の若者たち」では、北村匠海との濃密なベッドシーンに挑戦するなど、女優としての幅を広げている。それだけに今後、彼女が密着型を披露する可能性は、まだ残されているかもしれない。