残りの放送が1カ月を切った、NHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」。これまで、あまりにもツッコミどころ満載のストーリーに、SNS上では「#ちむどんどん反省会」のハッシュタグが飛び交うなど、大きな話題になってきた。
主演の黒島結菜はヒロインに決まった当時、「驚いています。いつかできたらいいなと思っていました。ボーイッシュで喜怒哀楽がはっきりしている主人公の暢子を通して、沖縄の魅力を伝えたい」などと抱負を語っていた。
しかし、フタを開けてみれば沖縄の魅力どころかトンデモ展開ばかりが悪目立ちし、ファンからも「結菜ちゃんせっかく朝ドラのヒロインになったのに、これじゃあんまりだよ。つくづく脚本に恵まれなかったねぇ」「毎日毎日、反省会のハッシュタグが飛びまくって本人はどんな気持なんだろう…。私だったらとっくに折れてるな」「与えられた役柄を演じているだけなのに批判に晒されて、本人もやってられないだろうな。早く終わることを祈ってたりして」などなど、同情の声が飛び交うほどだ。
「このままでは、『ちむどんどん』は黒島にとって完全な『黒歴史』になってしまうでしょう。過去に酷評された朝ドラといえば、2012年の下半期に放送された『純と愛』が思い出されますが、主演の夏菜は当時、精神的にかなりのダメージを負ったと言われています。黒島のメンタルも心配されますね」(テレビ誌ライター)
最終回は9月30日。今後の展開によっては、さらに「反省会」が盛り上がる可能性もあり、黒島への風当たりも強くなることが予想される。夏菜の二の舞にならないことを祈るばかりだが…。
(ケン高田)