安達祐実(32)が映画でついに脱ぐ。秋公開の映画「花宵道中」で、女郎役で一糸まとわぬ姿で大胆な濡れ場を演じた。
「舞台は江戸時代。安達が演じるのは、縁日で出会った職人と運命の恋に落ちる、吉原遊郭の人気女郎。職人役の淵上泰史や津田寛治を相手に激しい濡れ場に挑戦。バストトップ全開でくんずほぐれつの肉弾戦を見せています」(映画ライター)
安達の撮影時の様子を芸能ライターがこう話す。
「腹の座り方は子役時代からの30年選手だけあって、さすがでした。昨年12月に東映京都撮影所で撮影したのですが、独特の雰囲気にのまれることもなく、淡々と演じていました。慣れない衣装や重たいかつらを付けての花魁道中の撮影にも不平ひとつもらさず、プロの仕事ぶりを見せていました。大人に脱皮できない子役として将来を案じられたこともあったが、昨年秋の写真集『私生活』(集英社)出版で一皮むけた。セクシーショットは『これから自分の意志で生きていくという決意表明』だったそうですから、女は強いとつくづく感じさせられますよ。『演技をする上で服を着ている、着てないは関係ない』が持論なので、さらなる脱ぎの仕事が続くかもしれません」
さて、清純派のイメージの強かった女優が、遊女役で脱ぐといえば、思い出されるのが、映画「さくらん」(07年)で遊女役を演じた菅野美穂(36)だ。
菅野は同作品で、赤い着物をはだけさせ、無防備な背中を見せながら、「はあ~ん」と色っぽい声を漏らしていたものである。
「菅野はこの作品で脱いで以降も敬遠されるわけでもなく、つい最近までサントリー角瓶のCMでバーのママ役をやるなど第一線の人気女優になった。この写真集から遊女濡れ場の流れが安達とシンクロしているように見えますね」(芸能プロ幹部)
離婚も経験するなど苦労したことも含め、安達のますますの「オトナの女優」への変化が楽しみだ。