タレントの上沼恵美子が、5月8日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。歌手・中森明菜との思い出を語った。
番組では、5月1日にデビュー40周年を迎えた中森がトークテーマに。上沼は4月30日放送のNHK BSプレミアム「伝説のコンサート 中森明菜スペシャル・ライブ1989 リマスター版」を観たそうで、「こんなこと言ったら悪いんですけど、明菜ちゃんってボソボソ歌ってる。みんなが『うまい』って言うんだけど、どこがうまいんやって思ってたんですが…うまい! バリバリやね、ダンスも。衣装も素敵だし」と絶賛した。
さらに上沼は「1回、私の大阪の番組に来てくれたことがあって…」と振り返り、「一生懸命、私は明菜ちゃんの顔を見るんだけど、(中森は)目を見ないの。目を見て喋らないから、ちょっと不安定だなと思いました。それでも後援会のカードをくれはったんで。やしきたかじんさんが1号、私が2号なんです、関西で」と明かし、上沼が中森に「大阪公演があったら楽屋見舞いに行くけど何が欲しいですか?」と聞くと、返ってきた答えはなぜか「レモン」だったという。
上沼は「そのときだけ目を見て、『レモン』って。レモンの木を楽屋に欲しいって仰ったんです。レモンちゃう。レモンの木、鉢植え」と回想したが、実際に楽屋に訪れる際にレモンの鉢植えを探し回ったものの、結局は見つからなかったのだとか。
「目を見て話さない、さらには急にレモンの木を欲しがるなど、いかにも陰がありそうなキャラの中森らしいエピソードです。今回、『伝説のコンサート』の放送時には“明菜ちゃん”がツイッターでトレンド入り。40周年の節目に何かしらの活動再開を期待する声は多いのですが、いまのところ動きは何もないようですね」(芸能ライター)
それにしても、もう40年か。
(鈴木十朗)