●ゲスト:北向珠夕(きたむき・みゆう) 1999年、青森県生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、現在の事務所に所属。2018年、第43代・旭化成グループキャンペーンモデルに起用される。2019年、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に“東洋の魔女”の主力メンバーだった磯辺サタ役で出演し女優デビュー。2021年、バイクの免許を取得したのを機にYouTubeチャンネル「気ままにキタムキ」開設。現在、2冊目の写真集「M~気の向くままに~」(ワニブックス)発売中。
170センチの長身と均整の取れた美ボディでグラビアを中心に活躍中の北向珠夕。写真では清楚で女性らしい面を見せつつ、「バイクが趣味」という男勝りな一面も持つ。そんな彼女に、実は車だけでなくバイクも好きな天才テリーが好感触! 同じバイクに乗っていたことも判明し、なぜか最後には峰不二子のススメ!?
テリー 新しい写真集見ましたよ。全裸でウロウロしてたね。
北向 アハハハハ。生まれたままの姿でやらせていただきました。
テリー その話はまた後でさせてもらうとして。まず、名前がすごく珍しいよね。これは本名なの?
北向 はい、全部本名です。
テリー 生まれは青森だけど、地元には多いの?
北向 いえ、なかなかいなくて。まだ親族以外で会ったことはないです。
テリー 「お前の家、北向きだろう」とか言われる?
北向 アハハ。メチャメチャ言われます(笑)。
テリー 言われるよな。で、身長がすごく高いけど、バレーボールの強い高校に行ってたんだね。
北向 はい。小学校2年生から高校1年までやってまして。高校はバレーボールの強いところに特待生で入りました。
テリー スゴいじゃん! ということは、中学の時に高校の監督とか関係者から、「うちへ来てくれないか」って誘われたんだ。
北向 そうですね。バレーボールしかしてなかったので、テストの点数は悪かったりしたんですけど‥‥。
テリー バカだったの?
北向 バカでした(笑)。
テリー アハハハ! あなた、おもしろいなぁ。写真集だと、すごく清楚な、いい女に見えるけどね。
北向 いえいえ。さっきからムリして賢そうにしゃべろうと思ってるんですけど。今(体が)メッチャ熱いし、ヤバいです(と手で顔を扇ぐ)。
テリー いや、リラックスして話してよ(笑)。じゃあ、バレーボールでプロを目指してたんだ。
北向 そうですね。Vリーグやオリンピックを目指してました。
テリー それがどうして芸能界に来ることになったの?
北向 高1の時に初めてケガをしてしまって。第1肋骨が疲労骨折のような感じで折れてしまったんです。
テリー それはバレーのやりすぎで?
北向 練習中にコーチの強いスパイクをブロックしたんですね。その時、「ヤバい、間に合わない!」と思って、ちょっとムリな体勢で止めに行ったら「痛ッ」ってなったんです。でも、入学したての1年生が練習を止めるわけにはいかないと思って「痛い」とは言えずに、そのまま練習を2、3週間ぐらい続けてたら、どんどん痛くなって、練習中に急に息ができなくなってしまったんです。それで、「すみません、病院に行かせてください」って病院に行ったら折れてました。
テリー もうバレーができないほどのケガだったの?
北向 いえ。ほんとは続けるつもりだったんですけど、昔からこのお仕事に憧れがあって。実は中2の時に「セブンティーン」のオーディションに応募したら、合格はできなかったんですけど、最終選考まで残していただいたことがあって。
テリー あ、そうなんだ。
北向 そうなんです。だから、それをちょっと忘れられない自分もいて。それで、「このケガは人生の転機かもしれない」と思って、思い切ってバレーボールをやめることにしました。