中山秀征の不甲斐なさに、大ブーイングが巻き起こっている。
発端は、5月21日放送の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)。「中山秀征の思い出の名曲すごろく秘境路線バス旅 第2弾」と題したものだが、
「旅は失敗に終わりました」
と話すのは、テレビ誌記者である。
「中山の秘境路線バス旅は20年1月に放送された第5弾まで、今とは違うルールが採用されていました。多少の差はあるものの『バス待ちをしていた人と一緒にバスに乗り、その人と一緒に降りる』というものです。これはテレ東の旅番組の中で最も厳しいルールだと言われました。ところが21年10月の放送から、今の『すごろく方式』に変更になった。これは以前よりかなり楽です。それなのに失敗するとは…」
しかも現在の形式になってから、3連敗。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の田中要次と羽田圭介なら、とっくに番組をクビになっているところだろう。
やはりというべきか、一部のファンからは「中山をクビにすべき」との声も。だが、中山に愛想が尽きたというわけではないのだという。前出・テレビ誌記者がその裏事情を明かすには、
「ファンの本音は、中山が今の秘境路線バスを辞めて、田中要次と羽田圭介に代わって『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』をやってほしい。田中と羽田はバス乗客とのふれあいが少なく、旅の面白さが伝わらない。それなら素人いじりがうまい中山の方が適任ではないかと。中山と太川陽介のバス旅を見てみたい、という人は多いでしょう」
次に中山を見る時は、はたして…。ファンの切実な思いは通じるだろうか。