女優・松本若菜が「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で見せる“怪演”が話題になっている。
こやまゆかりの人気コミックを実写化した同ドラマは、下町生まれの庶民・篠原佐都(土屋太鳳)が、上流階級の深山健太(松下洸平)のもとに嫁ぎ、理不尽な一族のしきたりや人間関係に戸惑いながらも真正面から立ち向かっていく内容。
「登場人物には強烈なキャラクターが揃っているのですが、中でもインパクトが強いのが、佐都の義姉・美保子役である松本の演技。毎回のように歌いながら土屋をいびるのですが、その際の怪演ぶりが“松本劇場”として人気を呼んでいるんです」(芸能ライター)
松本は鳥取県出身で、女優を目指して22歳で上京。2007年に「仮面ライダー電王」(テレビ朝日系)で女優デビューし、その後も多くの作品に出演。今年1月クールの菅田将暉主演のドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)では、刑事役として出演していた。
「仕事は途切れることはなかったとはいえ、4月に出演した『ポップUP!』(フジテレビ系)では、30代前半までバイトを続けていたと明かしていました。ここにきての注目度急激アップですから、遅咲き女優と言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
そんな松本は、かつて水着の写真集・DVDを出したこともある。
「今となっては超レアでプレミアがついているようです。通販サイトに出品されている中古DVDを見てみるとだいたい1~2万円代、写真集も高いものだと5万円を超えていますよ」(前出・芸能ライター)
こんなところにもブレイクの影響が出ているようだ。
(鈴木十朗)