「東野さんがいろいろ振ってくださるんですけど、気の利いた返しができないと、その回は二度と振ってくれない、みたいな。そういう緊張感がありました…」
5月29日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演し、同番組司会の東野幸治にこうクレームをつけたのは、元テレビ東京でフリーアナウンサーの大橋未歩だ。
この日の放送では、「東野幸治被害者の会2022」というテーマで、メッセンジャー・黒田有、品川庄司・庄司智春らが登場。“白い悪魔”こと東野への不満をぶちまけたのだ。
局アナ時代、かつて放送されていたバラエティー番組「やりすぎコージー」で、前身となる「やりにげコージー」から東野と約7年間共演した大橋は、同番組について「当時、戦場みたいな番組で。今田(耕司)さんと東野さんがめちゃくちゃ尖ってらっしゃった」と回想。大橋がフリー転身時に挨拶に行くと、今田耕司などからは「今まで楽しくしてくれてありがとう」など、ねぎらいの言葉をかけられたが、東野だけは挨拶もそこそこに「そんなことよりフリーになったら××アナウンサーとは仲良くせんほうがいいですよ。あのアナウンサー、暗いでしょ?」となぜか他局アナの悪口を告げてきたという。
大橋は「(最後の言葉は)これだけ。これだけだったんです、本当に。会ったこともないアナウンサーの悪口言われて、ほんとポカーンだったんですよね。思い出話とかもまったくできなかったですし、『最後の最後まで人の悪口なんだ…』っていう」と振り返った。
「大橋によれば、フリー転身後も、楽屋に挨拶に行くと東野は『大橋さん、結婚したらしいですね』と言うや目の前にあった収録前の番組の台本をビリビリと破り、それに財布からありったけの金を出して包み『ご祝儀』と渡してきたとか」(テレビウォッチャー)
大橋はそんな東野について「やっぱりサイコパスな名残がある」などと語っていたが、最近は「いい人キャラ」になった方だという。
「5月26日に公開された東野のYouTubeチャンネル『東野VS』では、ゲストの『あぁ~しらき』から、『感情がないと言われる東野さんが、ここ数年感情が芽生えてきたと思う。その理由は?』と問われ、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など京都アニメーションの作品に出会ったからと話していましたね」(エンタメ誌ライター)
今後は“被害者”が減ってくるのかもしれない。
(鈴木十朗)