とはいえ、出演中の月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)は視聴率が1桁に低迷する大苦戦。原因について、芸能評論家の竹下光氏が解説する。
「フジの連ドラは14年ぶりの出演となりましたが、ストーリーの内容もさることながら、高飛車な敏腕弁護士役が板についていないともっぱら。衣装も高級ブランドに身を包み、露出やバスト揺れ場面もなし。昨年出演したドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)では、初回の冒頭からダッシュシーンでバストが激揺れ、別の回で濃厚キスや黒ドレスから谷間のチラ見せもあり、ラストまで視聴者を離しませんでした」
なんとも「Gバスト攻勢」をユルめれば、途端にこうなるのも確か。それでも、「綾瀬株が急落したわけではない」と、竹下氏が続ける。
「もともと綾瀬の“ホーム”は、TBSと日テレ。割り込んできたフジに対し、数字が取れず、憤りを隠さないスタッフも多い。自分たちと組めばヒット作品が作れる自負があるので、次回作をめぐって、水面下でTBSと日テレのドラマ関係者のアピール合戦が続いています」
人気・実力があって、美ボディの見せ方も長けている。三拍子揃った綾瀬を喉から手が出るほど欲しいのは、テレビ局だけではなかった。業界内の不穏な噂について、古参の芸能プロ関係者が声を潜めて打ち明ける。
「たびたび独立を匂わせたり、綾瀬に関するネガティブな記事が報じられますが、ライバルの事務所が流しているという話があります。あからさまな引き抜きはできませんが、所属事務所との間で不協和音を発信し、独立した際に業務提携などを狙っている。それほど、業界で綾瀬の評価は高い」
綾瀬をめぐる「奪い合い」でもう一つ気になるのは、オトコの話。20年に韓国人タレントのノ・ミヌ(36)との交際報道(事務所側は否定)が出ると、昨年11月には「フライデー」で俳優の佐藤健(33)との新幹線帰京現場が撮られている。
「共演者仲間で、偶然、新幹線で一緒になったとか。『フライデー』側も2人の交際疑惑をマークしていたわけではなく、タレコミがあって現場に向かったら撮れたそうです」(週刊誌記者)
今のところ新たなオトコの話はなく、肉感ボディ全開の「競泳水着」映画で、月9ドラマの不調を吹き飛ばしたいところだ。