キー局で人気と実力が伴い始めたら、「即フリー」が常道となっている女子アナ業界。そんな中、待遇と居心地がよいのか、10年以上にわたって独立宣言を許していないのが、日本テレビである。ところが、人気絶頂の若手に「決起の瞬間」が近づいているという。
白いTシャツに水色のパンツルック──。ショートパンツでナマ脚全開が当たり前になった昨今の始球式としては、地味なファッションだった。日テレの岩田絵里奈アナ(26)が登板した5月26日のプロ野球・巨人対オリックス戦のことである。だが、女子アナ評論家の京極しげる氏は、いたくコーフンした様子で、
「他の女子アナによる始球式と比べても、ダントツのセクシーさでした。日テレが展開する地球環境キャンペーンの一環だけあって、服の生地が地球に優しく、とにかく薄い。前代未聞の『スケスケ始球式』でした」
特に、目線が釘付けになったのが下半身だった。
「ズボンが薄くてピチピチだったおかげで『パン線』がくっきり、その形状が丸わかり。小ぶりな下着が股間にグイッと食い込んでいたのがタマらなくて‥‥」(京極氏)
しかも、大きく振りかぶる豪快フォームで投げたため、岩田アナはシャツの袖から生ワキをのぞかせる。セクシーな見どころ満載のせいか、ワンバン投球に終わるや、球場に響いた「アアン」という声も、艶めかしく聞こえてしまう。
彼女の魅力はセクシーさだけではない。岩田アナを知るバラエティー番組スタッフは、こう熱弁をふるう。
「アナウンス部の先輩である森圭介アナ(43)が『水卜とは7年もかかったが、岩田とは3日で仲よくなった』と言うように、岩田アナは誰にでも分け隔てなく接する。その気立てのよさで、入社1年目に抜擢された『世界まる見え!テレビ特捜部』では、芸能界の大御所であるビートたけしと所ジョージに気に入られました。我々スタッフにとっても、非常に仕事をしやすい存在で、それが視聴者にも伝わるのでしょう。それは人気者になるはずですよ」
「ボディよし」「性格よし」と非の打ちどころがない岩田アナだが、最近は「芸もよし」と三拍子そろえるべく奮闘している。
「特技のものまねは絶品で、特に篠原涼子のマネに至っては、本職であるミラクルひかるに大絶賛されるほど。近く、特番の『ものまねグランプリ』に芸人枠で参戦することが決まっているんです。目下、さらに腕を磨くべく特訓中です」(スタッフ)
岩田アナへの賛辞が止まない裏で、実は「深刻」な事態が動き出していた。