女性タレントの「枕営業」の話はよく聞くが、お笑い界でも「枕」による営業があった!?
お笑い芸人の永野が、6月26日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演。若手時代に枕営業を持ち掛けられた仰天エピソードを語った。
無名時代、最初はホリプロに所属していたという永野。当時は破天荒に見られたい一心で、劇場へは毎回遅刻し、片手にビールを握ったキャラを演じていたとか。そんな調子で事務所には5年いたものの、結局はクビに。当時のマネージャーにサシで飲もうと呼ばれ、「お前がいるとウチの後輩に悪影響を与える。俺はお前のこと好きだから、クビにしたくない。だから自分から辞めてくれ」と宣告されたという。
その後、4年ほどフリーで活動。当時、ライブで一緒になる先輩芸人に「永野君、君はホリプロとか行って売れなかったわけじゃん? この世界ってセンスだと思ってる?」と聞かれ、永野は「思ってますね。ネタとか」と返答。するとなんと、その先輩は「いや違うんだよ。この世界っていうのは、どう『枕』やるかなんだよ」と言ったそうだ。
そんなエピソードにMCの東野幸治が驚くと、「ホントに言われたんですよ。無所属の方でしたけど。すごいよくしてくれて。『永野君、そういう雰囲気をプロデューサーさんたちに見せた方がいいよ』って言われまして…」と永野。その後2年ほどは、「永野おしり」の芸名で、おネエキャラとして売っていたという。
「そうした経緯から永野は、『お笑い界で売れている人はすべて枕営業でのしがっている』と力説し、スタジオを笑わせていましたね。番組では永野に枕の必要性を説いた先輩は誰なのか分かりませんでしたが、男芸人でそのような話があるということは、女性芸人の間でも当然、存在する可能性はありますね」(芸能ライター)
経験があったとしても、さすがに永野のようにネタにはできないだろう。
(鈴木十朗)