一方、新作映画の撮影では浜辺美波(21)が際どい艶技に挑んでいた。撮影シーンを再現しよう。
「やめなさい!」
教員役の中年男性が3階建ての校舎の屋上に向かって叫ぶ。その視線の先には、黒いふんわりワンピースにサングラス姿の浜辺がひとり。屋上に設置された1.3メートルほどの柵に足をかけ、飛び降りようとしているのだ。すぐさま、駆けつけた男に羽交い締めで阻止されるが、「イヤァー、イヤァー!」と泣き叫びながら暴れて抵抗。もう一度、足をかけようと試みるも、背後からの男の腕力に抗えず、あきらめるのだった。
公開日未定の新作映画「サイレント(仮)」の一幕である。6月下旬、都内の某音楽大学キャンパスにエキストラ約100人を集めて撮影は行われたが、浜辺は事故をきっかけに弱視になるヒロイン役。視力を失って絶望し、飛び降り自殺を図ろうとするが、それを阻止される映画のハイライトとなる迫真シーンだ。しかし、下から見上げた景色は少々事情が異なるようで‥‥。
エキストラとして参加した音大の男子学生が嬉々として語る。
「屋上は風が吹いていて、浜辺さんが柵に足をかけるたびにワンピースのスカート部分がふわり。下から見上げている男性陣は、鼻孔を膨らませて沸き立ちましたよ。丈の長いスカートでしたが、何度も布地奥の色白な太腿がチラチラと露わになっていた。しかも、落下防止用の安全装置を付けている安心感からなのか、羽交い締めにされてからの抵抗が躊躇なく激しかったんです(笑)」
不埒な視線など気にしない熱演だったようだが、先の男子学生は絶景を目に焼き付けようと必死になったというのだ。興奮は収まりそうもなく、
「テストや本番で複数回は見られるチャンスを生かして、見る角度を微妙に変えて覗き込みました。それでもスカート奥には、チラチラと漆黒の世界が広がるだけでしたが、思わず、影ではなくセクシーな黒パンティ、あるいはノーパンだったのでは、と妄想を働かせてしまった。教員役の男性が先導して、エキストラ全員で『やめろ!』『考え直せ』などと叫んでいましたが、どさくさに紛れて『もっとやれ!』なんて本音を口に出す輩もいましたよ」(前出・男子学生)
男性エキストラが色めき立つのもつゆ知らず、撮影現場での浜辺は共演者やスタッフと和気あいあいの様子だった。
「出身地が同じスタッフと『どこ中? どこ小?』と地元トークをしていました。主演のHey!Say!JUMP・山田涼介(29)とも、共通の知り合いである橋本環奈さん(23)について話し込んでいて、浜辺さんの『カンちゃんが‥‥』という声がロケ先の大学キャンパスに響いていました」(制作会社関係者)
そんな浜辺にも弁慶の泣き所があるようだ。先の参議院選挙で当選した“ガーシー”こと東谷義和氏(50)が抱える時限爆弾である。
「今年3月に東谷氏の運営するユーチューブチャンネル『ガーシーch』で、浜辺のスキャンダルを匂わせる発言がありました。具体的な中身は不明ですが、『本人の精神状態がもたない』と発言するほどの煽りでした。事務所関係者は爆弾がいつ投下されるのかヤキモキしているといいます」(広告代理店関係者)
とはいえ、仕事は軒並み順調の様子。先の新作映画の他に、来年3月公開の「シン・仮面ライダー」(東映)や、すでにクランクアップした「ゴジラ」の新作、そして来年春スタートのNHK朝ドラ「らんまん」のヒロイン役も控えるほどなのだ。
スキャンダルを投下されて全てがおじゃんにならないことを祈るばかり。今は恥部を晒すよりも、おとなしく貞操を守る時なのかもしれない。